人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今年のNHK新人演芸大賞<落語部門>予想は、難しい・・・・・・。

今年のNHK新人演芸大賞<落語部門>は、10月18日(金)に大阪で開催されるようだ。しばらく落語部門の出演者が紹介されていなかったが、ようやく予選が終ったらしい。

同イベントのサイトから引用。
「NHK」ネットクラブサイトの該当ページ

<落語部門> 平成25年10月18日(金)
開場:午後5時30分 開演:午後6時10分 終演予定:午後8時

会場
NHK大阪ホール  
大阪市中央区大手前4−1−20
(交通:大阪市営地下鉄中央線・谷町線「谷町四丁目」駅下車、2号・9号出口よりすぐ)

主催
NHK大阪放送局


そして、、放送は、

<落語部門>
平成25年10月20日(日)午後4時20分~5時29分 <総合テレビ>


予選を勝ち抜いた下記の五名も写真付きで紹介されている。

春風亭 昇吉、立川 志の春、月亭 太遊、露の 紫、鈴々舎 馬るこ (50音順)


 ここ数年、競馬予想の真似事をしているのだが、今年は困った。生の高座を聴いたことがあるのは、昇吉と馬るこの二人だけ。他の三人はテレビなど他の媒体からも聴いたことがない。

 とりあえず、五人のプロフィールを眺めてみよう。東京から三名、上方から二名の出場。

<東京>
春風亭昇吉
落語芸術協会のサイトからプロフィールを引用。「落語芸術協会」サイトの該当ページ
--------------------------------------------
芸名 春風亭 昇吉
芸名ふりがな しゅんぷうてい しょうきち
芸種 落語
階級 二ツ目
出囃子 独楽
芸歴 平成22年5月下席 二ツ目昇進
ホームページ http://ameblo.jp/shokichiblog/
--------------------------------------------

 相変わらず、情報が少ない。ちなみに、昨年大賞を受賞した同じ協会の桂宮治のプロフィールは次のようになっている。「落語芸術協会」サイトの該当ページ

--------------------------------------------
芸名 桂 宮治
芸名ふりがな かつら みやじ
本名 宮 利之
本名ふりがなみや としゆき
生年月日 昭和51年10月7日
出身地 東京都
芸種 落語
階級 二ツ目..
出囃子 阿波踊り
芸歴 
 平成20年2月 二月下席より浅草演芸ホール楽屋入り
 平成20年3月 浅草演芸ホールにて初高座「子ほめ」
 平成24年3月 下席より二ツ目昇進
出演番組 NHKラジオ第一「日曜バラエティー」レギュラー出演中
受賞 平成24年 NHK新人演芸大賞
趣味 適度な飲酒・子育て・家族と戸越銀座を散歩
コメント とにかくお客様に笑っていただけるように・・努力します!
ホームページ http://katuramiyaji.com/
--------------------------------------------

 昇吉もラジオかテレビに出ていたように思うし、出身大学は落語愛好家の方でご存知な人も多いだろう。まぁ、あの大学の名をあえて書かないのは結構だが、他に書くべきことはあるはずだ。

 さて、次は立川流からの出場。

立川志の春
 立川一門のサイトからご紹介。「立川流」のサイト
--------------------------------------------
たてかわ・しのはる
本名:小島一哲
生年月日:1976/8/14
出身:大阪府
    イェール大学卒
出囃子:供奴
問合せ先
http://shinoharu.com
--------------------------------------------
 そうか、志の輔の弟子にイェール大卒がいるらしいとの噂は聞いたことがあったが、この人か。こっちはしっかり「イェール大学」と書いている^^

 彼のブログのプロフィールも紹介。立川志の春のブログ
--------------------------------------------
プロフィール
ニックネーム:立川志の春
性別:男性
誕生日:1976年8月14日0時頃
出身地:豊中生まれ柏育ち
お住まいの地域:東京都
職業:その他 職業詳細:落語家(二つ目).

自己紹介
立川志の輔の三番弟子。
25歳で初めて生の落語を観て衝撃を受ける。
2002年10月入門、2011年1月二つ目昇進。
イェール大学卒業後三井物産に3年半勤務。
--------------------------------------------

 今年の大会、どうも高学歴噺家の争い、などと囃し立てられそうだなぁ。司会は林家たい平らしい。ちなみに、たい平はこの大会が漫才と落語に分かれていない時で、大賞を爆笑問題が受賞したため、「悲劇の落語家」とネタにしている。
「日刊スポーツ」サイトの該当記事

 さて、次は、昨年この大会のことを書いた時に、いち早く出演者情報をブログで書いていたので引用させてもらった人。昨年は予選敗退だったので、気合が入っているだろう。

鈴々舎馬るこ
 落語協会のサイトからご紹介。「落語協会」サイトの該当ページ
--------------------------------------------
生年月日 1980年08月04日
出身地 山口県防府市
出囃子 UWFプロレスのメインテーマ紋鈴
芸歴
 2002(平成14)年 大正大学文学部中退
 2003(平成15)年05月 鈴々舎馬風に入門
 2003(平成15)年06月01日 前座となる 前座名「馬るこ」
 2006(平成18)年05月21日 二ツ目昇進
--------------------------------------------
 ちなみに、名前の呼び方は「まるこ」。


<上方>
月亭太遊
上方落語協会のサイトからご紹介。「上方落語協会」サイトの該当ページ
--------------------------------------------
1.芸名/月亭太遊(つきていたいゆう)
2.本名/後藤 征平
3.生年月日/1984年 (昭和59)年 4月21日
4.出身地/大分県竹田市
5.血液型/A型
6.入門年月日/2010年 (平成22年) 12月12日「月亭遊方」
7.出囃子/
8.紋/
9.趣味/オムライス全般
特技/よく食べる
10.ホームページ/http://www.ynn47.jp/kyoto/
11.所属/よしもとクリエイティブ・エージェンシー
12.その他/大分県立緒方工業高校卒
第26回ABCお笑い新人グランプリ新人賞受賞(漫才で)、キングオブコント2010準決勝進出ほか
ひとこと/太ってて遊んでばっかりの太遊です。かわいがってやって下さい。オムライスが大好きです。食べさせてやって下さい。
「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で、京都府在住。特設サイト「YNN47 LIVE」Ustream配信中。
--------------------------------------------

 月亭がついてなければどの一門か推測できにくい名前だが、師匠の関係からは、可朝--->八方--->遊方--->太遊となるので、八方の孫弟子、可朝の曽孫(ひまご)弟子、ということか。

露の紫
この人のプロフィールも、上方落語協会のサイトから。「上方落語協会」サイトの該当ページ
--------------------------------------------
1.芸名/露の紫(つゆのむらさき)
2.本名/矢野 ゆかり
3.生年月日/1974年 (昭和49)年 4月6日
4.出身地/愛媛県
5.血液型/A型
6.入門年月日/2008年 (平成20年) 10月23日「露の都」
7.出囃子/
8.紋/
9.趣味/そば打ち・陶器集め
特技/イベント司会
10.ホームページ/http://ameblo.jp/murakugo/
11.所属/露の都事務所
12.その他/姫路学院女子短大卒
ひとこと/素直な落語を目指して頑張ります。
--------------------------------------------

 都の弟子、五郎兵衛の孫弟子。

 上方の二人は、米朝門下でも、六代目松鶴門下でもない一門からの出場で、これは結構珍しいように思う。


五人の入門順は次のようになる。

2002年 立川志の春
2003年 鈴々亭馬るこ
2007年 春風亭昇吉
2008年 露の紫
2010年 月亭太遊

 聴いたことのある二人について。

 昇吉は昨年も出場して、季節感度外視の『たがや』だった。さて今年はどんなネタで勝負するのだろうか。自分の芸に埋没するタイプのように思うので、どれだけ客席と一体感を出せるかが重要なポイントだろう。客を置いていかないことが大事だと思う。

 馬るこは初出場。私は彼の高座に結構辛口な感想を書いてきた。この人は器用なのだと思う。その器用さに溺れず、ウケばかり狙うことも自制したら、基本的な力はある人だと思うのでおもしろいかもしれない。客に媚びないことが大事だろう。
 
 他の三人は聴いたことがないので、優勝予想は無理ですねぇ・・・・・・。

 期待しているのは、露の新治と同門の露の紫。師匠露の都は、日本で最初の女性落語家。古典一筋の人で、この師匠に鍛えられ、新治にも稽古をつけてもらう機会もあろうと察するので、大いにテレビ放送が楽しみだ。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by kogotokoubei | 2013-09-20 20:23 | テレビの落語 | Trackback | Comments(0)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛