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噺の話

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小田原 柳家三三落語会 新春初笑い公演 小田原市民会館 1月5日

今年も、落語の聴き初めは三三の出身地である小田原での会。今年は権太楼が客演で、楽しみだった。

 昨年ぶらっと入った同じお店で、800円の刺身定食で昼食をとったが、この定食の刺身と小鉢で結構呑めるのだ。結局ビール中瓶では足らず、熱燗一本追加して、いい気持で会場へ。

 さすが地元である、小田原市民会館には三三の幟が並ぶ。

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 大ホールの1,000名を越える客席はほぼ満席。

 次のような構成だった。
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(開口一番 柳家ろべえ 『子ほめ』)
柳家三三  『権助提灯』
柳家権太楼 マクラと唄と『笠碁』
(仲入り)
スクイーズ☆ハジキーズ 長唄三味線
柳家三三  『妾馬』
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柳家ろべえ『子ほめ』 (13:30-13:51)
 お約束の名前の由来などのマクラから、いったん「付け刃は剥げやすい」とふっておいて絶句・・・・・・。どうしたのだろう、先を忘れたのか。間を置いて仕切り直し。まあまあの高座だったが、あの絶句が謎だ^^

柳家三三『権助提灯』 (13:52-14:16)
 マクラの北海道は浜頓別の落語会に行く途上での交通事故のエピソードは、ほぼ12月の月例会の時と同じ。少しだけ短縮版であった。このネタ、最近では文菊の十八番で定評があるが、さすが三三、本妻と妾の意地の張り合いと権助の軽妙な芸で、まだまだ後輩には負けない、と言った味わいだった。

柳家権太楼 長いマクラ(唄あり)&『笠碁』 (14:17-15:01)
 まず、昨年10月の半月板手術のことから。まだ全快でないようで、「座れるけど、立てない」とのこと。よって、仲入り前で緞帳が下りるまで下げれない、とのこと。その後、紅白歌合戦の今どきの歌手は何を歌っているか分からないが、裏の12チャンネル(今は7チャンネルだけどね)は、知ってる歌ばかり、と続く。
 小林幸子のことになり、「いい歌、ありますよ」としばらく考えるフリをして『おもいで酒』の名が出た。歌おうとして、わざと歌詞を知らないフリをして(きっと、演出^^)、「他にもいい歌ありますよ」と、少し間をつくって出たのが『雪椿』。また歌おうとして歌えないような素振りをして・・・結局、三番まで歌ってしまった。
 会場では一緒に歌うお客さんも多数。客にしっかり食い込む権ちゃんの芸。しかし私としては、「おいおい、ネタは?」と思っているところで、ショットバーを舞台にした小咄を挟んで、その後にネタにまつわるマクラをふってから本編へ。
 ネタと関係のない、まるで「小三治か!?」という歌を含むマクラが約18分。本編のマクラが約4分。
 待った、をする場面からの『笠碁』だったが、それでも20分程はある。もちろん権ちゃんワールドでの仲入りで結構だったが、問題は会場に掲示されていた予定時間との相違である。

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 予定より、ほぼ30分遅れている。しかし、昨年もこんな時間にはお開きになってはいない。2012年1月7日のブログ

 「仲入り後はどうなるのか?」と、会場外で一服しながら思っていた。

スクイーズ☆ハジキーズ 長唄三味線 (15:17-15:44)
 ご当地小田原意出身の鉄駒さんと、幕張出身の鉄六さんによる長唄三味線の芸。鉄駒さんが、去年より“ゆる系”の度合いがなくなり、大人の女になりつつある(?)、そんな印象。
 歌舞伎の音響効果として使われる三味線の曲の紹介から、長編(?)の「江戸の四季」へ。「勧進帳」で見事に締めくくった芸は正月にふさわしく、なかなか結構だった。

柳家三三『妾馬』 (15:45-16:23)
 権太楼の“ワンマンショー”で長引いたことは、しょうがない、という思いだったのではなかろうか、羽織袴で高座へ。ロビーで販売している三三が監修をしている漫画のことなどの短いマクラから本編へ。
 赤井御門守が、つるを見初める場面から、しっかり。八五郎が都々逸を語る場面さえあれば、マイベスト十席候補だった、と思う程の地元のお客さんへの気合いの入った高座が結構だった。


 今年も、小田原で心地よい落語の聴き初めだった。駅への帰り道、昨年と同じ店で「烏賊の塩辛」を買って帰宅。その塩辛で一杯呑みながらのブログである。

 さて、今年は何席聴くことができるのだろうか。無理はしないで聴いていこうと思うが、たまには無理もするかもしれない。それだけ、気になる噺家さんが多い、ということは幸せなのだろう、きっと。
Commented by ほめ・く at 2013-01-06 14:15 x
この後三三は横浜に移動し、にぎわい座で「高砂や」を演じ、やたら受けてました。
権太楼、鈴本と全く同じネタをマクラで演ったようですね。だけど大幅な時間延長、どうしちゃったんでしょう。チョット心配。

Commented by 小言幸兵衛 at 2013-01-06 17:20 x
あれが、鈴本と同じマクラだったのですね・・・・・・。
よほど小林幸子の紅白落選に反論したかったのでしょうかねぇ。
それとも、ちょっと気の迷いがあったか。
どこまでマクラが続くかヒヤヒヤものでした。

権ちゃん、大丈夫かなぁ。

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by kogotokoubei | 2013-01-05 19:04 | 寄席・落語会 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


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