Dave Brubeck 'In Your Own Sweet Way'
2012年 12月 06日
デイブ・ブルーベックが現地12月5日に、91歳で亡くなったようだ。
時事ドットコムの該当記事
米ジャズピアニストのデイブ・ブルーベック氏死去
デイブ・ブルーベック氏(米ジャズピアニスト)5日、米コネティカット州ノーウォークの病院で心不全のため死去、91歳。米メディアが報じた。
カリフォルニア州の音楽一家に生まれ、4歳でピアノを習い始める。50年代にサックス奏者ポール・デスモンド氏と組んでデイブ・ブルーベック・カルテットを結成。日本のテレビCMにも使われた代表作「テイク・ファイブ」を収録した59年のアルバム「タイム・アウト」は、ジャズでは初のミリオンセラーを記録した。(2012/12/06-05:54)
もちろん、「テイク・ファイブ」も名曲には違いないが、私にとってこの人の楽曲で印象深いのは'In Your Own Sweet Way'だ。
「どうぞ、お好きなように」とでも言う意味だろうか。
同じピアニストによるカバーはBill EvansやKenny Drewなどが有名だが、ラッパ派の私としては、もちろん、Miles Davisのマラソンセッションの中の一作「Workin'」での演奏、そして何より、Phil Woods「Warm Woods」での演奏が好きだ。本当に、“好きなように”ウッズが吹きまくっている感じの「Warm Woods」の収録曲はすべて好きだけどね^^
変拍子での演奏など、ブルーベック自身も、きっと'In Your Own Sweet Way'で人生を全うしたように思う。
ご冥福を祈って、Miles Davisの「Workin'」からお聴きいただきましょう。
テイクフアイヴは持ってます。
「テイク・ファイブ」は、「五拍子」という意味と、「五分休憩」のダブルミーニングらしいです。
勘三郎は、早めに長い休憩に入ってしまいましたね・・・・・・。
