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固定電話のみを対象とする「世論調査」は、世論を反映しているのか?!

NHKの世論調査。まぁ、他の新聞や通信社と似たような数字かと察する。それは、同じような方法での調査だからである。NHK NEWS Webの該当記事

野田内閣不支持56% 発足以来最高
7月9日 19時46分

NHKが行った世論調査によりますと、野田内閣を「支持する」と答えた人は、先月と同じ27%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は5ポイント上がって56%となり、野田内閣の発足以来、最も高くなりました。

NHKは、今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは1676人で、65%に当たる1089人から回答を得ました。
それによりますと、野田内閣を「支持する」と答えた人は、先月と同じ27%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は5ポイント上がって56%となり、去年9月の野田内閣の発足以来、最も高くなりました。
支持する理由では、「人柄が信頼できるから」が34%、「他の内閣より良さそうだから」が33%だったのに対し、支持しない理由では、「政策に期待が持てないから」が51%と半数を超え、「実行力がないから」が24%などとなっています。
次に、野田内閣が進める「社会保障と税の一体改革」の取り組みを評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が3%、「ある程度評価する」が30%、「あまり評価しない」が39%、「まったく評価しない」が23%でした。
また、社会保障の財源に充てるために、消費税の税率を平成26年4月に8%に、平成27年10月に10%に引き上げることについて、賛否を聞いたところ、「賛成」が30%、「反対」が38%、「どちらともいえない」が29%でした。
さらに、「社会保障と税の一体改革」で、民主・自民・公明の3党が合意して、法案が衆議院で可決されたことに関連して、ほかの政策についても、この3党が連携していくことが望ましいと思うかどうか尋ねたところ、「望ましい」が14%、「どちらかといえば望ましい」が31%、「どちらかといえば望ましくない」が24%、「望ましくない」が24%でした。
一方、消費税率引き上げ法案に反対して、民主党に離党届を提出した、小沢一郎氏の行動を評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が6%、「ある程度評価する」が18%、「あまり評価しない」が25%、「まったく評価しない」が45%でした。
また、小沢氏が11日に結成する新党に期待するかどうか聞いたところ、「大いに期待する」が3%、「ある程度期待する」が11%、「あまり期待しない」が30%、「まったく期待しない」が52%でした。
大阪市の橋下市長が率いる「大阪維新の会」が、次の衆議院選挙で議席を獲得し、国政に影響力を持つことを期待するかどうか尋ねたところ、「大いに期待する」が21%、「ある程度期待する」が41%、「あまり期待しない」が24%、「まったく期待しない」が9%でした。
衆議院の解散・総選挙をいつ行うべきかについては、「できるだけ早く行うべきだ」が23%、「9月の国会の会期末までには行うべきだ」が19%、「年内には行うべきだ」が24%、「来年の衆議院の任期満了まで行う必要はない」が25%でした。


個々の数字にはコメントしない。その調査の方法を再度確認。
「NHKは、今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。」

 Wikipediaの「世論調査」によると、「RDD」方式は次のように説明されている。
「世論調査」Wikipedia

RDD方式
近年は電話によるRDD方式(乱数番号法、Random Digit Dialing)が多く採用されている。コンピュータで乱数計算を基に電話番号を発生させて電話をかけ、応答した相手に質問を行う方式で、従来の固定電話を対象として行なわれる。NTTなどの電話帳に掲載されていない電話番号も抽出対象となりえる。


 
 「乱数」で「無作為」に抽出しようが、あくまで「固定電話」への調査なのである。NHKの調査は6日(金)から三日間だから、金、土・日に、無作為に「固定電話」に電話をかけ調査した結果。

 このような調査に、本当に「世論」が反映されていると言えるのだろうか。

 携帯あるいはスマホが中心で、家での固定電話などほとんど使うことのない若者や、平日は業務などに明け暮れ、休みの週末にはゴルフや家族孝行などの外出、もし自宅にいても「世論調査」の電話などに答える気になれないサラリーマンも多いだろう。だから私は、この「固定電話」による「世論調査」には、到底「生きた」民意が反映されているようには思えない。

 そんなことを考えながらネットでググっていたら、少し古い話ではなるが、4月にあの陸山会問題(「事件」ではない。検察のでっち上げだ)で、東京地裁の無罪判決が出た後で、ウォール・ストリート・ジャーナルがサイト上で実施したアンケート結果が見つかった。
 
 質問は、「あなたは政治家としての小沢さんに期待しますか?」で、回答は「期待する」「期待しない」の二択。
ウィール・ストリート・ジャーナル(日本版)の該当記事

2012/4/26 14:13.
【投票】小沢氏に期待する?期待しない?

きょうの小沢一郎元民主党代表の判決公判には、傍聴券を求めて席数の40倍、1843人が押し掛けた。注目の判決は「無罪」。控訴の可能性はあるが、小沢氏は、以前からこれを機に政界の表舞台に戻る意向を示唆していたところから、同氏が今後の政局に大きな影響を与えることが予想される。

国内メディアによると、傍聴券を求めて集まった人々の中には、検察の捜査の仕方に批判的で無罪を期待する人、悪いことを平気でしていたとして有罪となり政治家を辞めるべきという人、さまざまだったようだ。

小沢氏は、2009年5月に今回の政治資金規正法問題で民主党代表を辞任したのちも、同年の衆議院選で比例区でほとんど政治的実績のない候補まで当選させて同党の圧勝に貢献し、党内に隠然たる影響力を持つ。しかし、それでも党内の小沢氏の立場には複雑なものがある。

強制起訴で小沢氏は党員資格の停止処分を受けたが、輿石東幹事長は、判決を受け資格停止を解除する意向を示している。だが、小沢氏は菅直人前首相が打ち出し野田佳彦首相が引き継いだ消費税率引き上げに強い反対の姿勢を示しており、同氏の復権によって消費税関連法案の行方はますます不透明になる。

国民の小沢氏に対する態度も剛腕の政治家として期待する人もあれば、古いタイプの政治家だとする否定的な見方まで大きく分かれている。

そこで読者の皆さんにお聞きしたい。(受付は5月2日まで。投票は終了しました)

あなたは政治家としての小沢さんに期待しますか?

期待する  (65%, 2,503票)
期待しない (35%, 1,371票)
計3,874票



 実際は、結果の部分に棒グラフが表示されているが、上手くコピペできなかったので、ご容赦のほどを。

 この数字をどう見るかは人それぞれだろうが、今、同じようなネットでの調査をしたら、似たような結果になるような気がする。

 もちろん、ネット投票だって「世論」を反映しているとは言えないかもしれない。しかし、さまざまな方法で調査した結果が提示されることこそ、その中から一人一人が自分なりの考えで判断する材料になるのではないか。

 新聞や通信社の「RDD」方式の調査は、平日の特定の二日間の場合も多い。その調査の「網」にかかる「固定電話」の向こうにいる人々は、果して「世論」を反映しているのかどうか。

 そんなことを、一杯飲みながら考えている時に、もし「NHKの世論調査です」などと電話がかかってきたら、私はいったいどんな対応をするだろうか。連れ合いは、「酔って調査員とは喧嘩しないでね」と、たぶん思っているだろう・・・・・・。
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by kogotokoubei | 2012-07-09 21:59 | 責任者出て来い! | Trackback | Comments(0)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛
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