柳家権太楼が芸術選奨文部科学大臣賞受賞-おめでとう、権ちゃん!
2012年 03月 15日
柳家権太楼 芸術選奨文部科学大臣賞受賞
3月13日、文化庁は第62回平成23年度芸術選奨を発表しました。文部科学大臣賞「大衆芸能部門」で柳家権太楼が受賞しました。授与式は19日に都内で行われます。
当協会所属としては六代目三遊亭圓生、八代目林家正蔵、古今亭志ん朝、柳家小三治に続いて5人目の受賞となりました。
歴代受賞者の顔ぶれが、凄い。
文化庁のサイトには、報道発表資料が掲載されており、贈賞理由が次のように書かれている。文化庁のサイトにある報道発表資料
落語家・柳家権太楼氏は、柳家の太い柱である滑稽噺を軸に、人情噺まで幅広い芸風を開拓してきた。近年は池袋演芸場に於ける「日曜朝のおさらい会」を中心に演目を研磨鍛錬、その成果は毎年晩秋の上野・鈴本演芸場、年数回に及ぶ横浜にぎわい座での「柳家権太楼独演会」などに顕著である。得意演目とも言える「代書屋」「井戸の茶碗」「笠碁」「くしゃみ講釈」「火焔太鼓」なども、その時々に応じての臨機応変のマクラで、新たなる光を当てて口演。さらに、多くの演者が挑み続ける「芝浜」では、“権太楼の芝浜”とまで言われる境地を切り開いた。その実りある成果に対しての評価である。
「芝浜」か・・・・・・権ちゃんの魅力はそっちじゃないんだけどねぇ。まぁ、細かいことは抜きにしましょう。
大衆芸能部門のもう一人の受賞者は、由紀さおりさん。権ちゃんとは年齢で一つ違い。権ちゃんが昭和22年、由紀さんが23年のお生まれである。
二人には、病気の克服、という共通点もあるなぁ。60歳代半ばの先輩達が、こうやって自然体(のように見える)でプロの仕事を続けていることへの評価、という意味で、なかなか良い人選だったのではないだろうか。
落語愛好家の方によっては、評価が分かれる噺家さんかもしれないが、私は権ちゃんが好きだ。
当初昨年3月12日に予定されていたが震災で11月に延期になった茅ケ崎の落語会における『笠碁』や、2009年8月に南大沢の独演会で爆笑した『火焔太鼓』と『代書屋』のように、地域の落語会での旺盛なサービス精神に、芸人としての“こだわり”を感じた。また、昨年震災後に最初に行った4月の「大手町落語会」では、マスクをして登場し、腎臓ガンの手術をして落語はできないことをお詫びしたい、と高座で頭を下げたことを思い出す。
そういう人なのだよ、権ちゃんは。まだ、完全な快復ではなかろうと思うので、受賞後も無理をせずに長生きしてほしい。まだまだ、落語会や寄席でお会いしたい人なのだからね。
おめでとうございます。 まだまだ、伸びそうですね。私も好きです。柳家権太郎。
さん喬も喜んでいるでしょう。「いいな~」と言いながら、彼も精進して欲しいですね。好きだから[i:63947]
私が好きな枝雀の十八番を東京でもっとも多くかけるのも権ちゃんでしょうね。
一昨日書いた柳好も、高座を「パッ」と明るくした人だったようですが、明るくするという意味では、今日ではこの人が一番ではないでしょうか。
さん喬との強い絆も感じますね。二人とも今後の落語会で不可欠な存在だと思います。
とにかく、おめでとう、ですね。
間違いは誰でもありますので、まったく気になさらないでください。
贔屓の客が「雪中梅」を6本贈ると電話がきたらおかみさんが出て「お米にしてください」と言った由(これは権太楼)、支援金とまちがえているって。
権太楼師匠、よかったですね。私は、何回か聴くうちに好きになってきた噺家さんです。そしてやっぱり、あのマスク姿を思い出します。「落語、やりたいんです」って言ってましたものね。
権太楼という人の高座にかける情熱が、正当に評価されたのだと思います。
純粋に権ちゃんは落語が好きなんですよね。そうでなければ、一時のあの高座数はこなせやしませんよね。
