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三遊亭兼好が震災復興祈念で、ドイツで落語会開催!

福島県出身の三遊亭兼好が、ドイツで落語会を開催するらしい。時事ドットコムの該当記事

復興願い、独で落語上演=福島出身の三遊亭兼好さん

 日独交流150周年の今年、福島県会津若松市出身の落語家、三遊亭兼好さん(41)=本名佐藤健司=が来月2日から、ドイツ・ベルリンやオーストリア・ウィーンなど4都市で落語を上演する。東日本大震災後、落語を通じて地元・福島の支援に取り組んできたが、今度は伝統の話芸を通じて、海外に「日本は必ず復興する」というメッセージを伝えようと、準備を進めている。
 震災と原発事故の影響で、学校での公演などで何度も通った同県双葉町も立ち入り禁止区域に指定されるなど、福島は今もなお厳しい状況が続く。「自分ができることは何だろう」。兼好さんは避難者に少しでも笑ってほしいと考え、落語家有志とともに会津若松市で落語を上演、収益金は有志の交通費を除いてすべて同市に寄付した。
 被災地に向かう前には「落語どころではないんじゃないか」と思いながらも、落語を聞いた後の観客の和んだ表情を見るたびに、やってよかったと感じたという。
 ドイツ公演に備えて企画を持ち掛けてきた在日ドイツ人の知人と打ち合わせや練習を重ねる。海外で在留邦人向けの落語会の経験はあるが、外国人に向けてやるのは初めて。当日は日本語で話し、ドイツ語の字幕が付く。間合いやしぐさ、食習慣など、まったく違う文化の中で通じるのか不安がよぎる。
 「日本だとお客さんの反応を見て、微妙な言い回しを変えられるが、ドイツではそうもいかない。お芝居っぽくなるでしょうね」と笑う兼好さん。「でもね。原発事故に関心の高いドイツでよかったと思っているんです。ドイツで『日本はこれから復興するぞ』っていうのを伝えたいから」。そう言うと、今までおどけていた表情が、真剣なまなざしに変わった。問い合わせはtodoku2011@gmail.comまで。(2011/06/29-06:01)


 「在日ドイツ人の知人」とは、もしかすると横浜にぎわい座で、よくお見かけするあの方かな?
 そして、海外での落語会開催は、これまた横浜にぎわい座で二人会を開催している桂かい枝の影響もあるような気がする。
 
 そんなにぎわい座との縁を(勝手に)感じるドイツの兼好落語会で、ぜひ日本の話芸の素晴らしさが伝わることを期待したい。原発-フクシマ、という話題のキーワードだけでなく、こんな素晴らしい芸能が伝承されてきた国として、日本のことを知ってほしいではないか。

 場所柄、落語だけでなく“都々逸”なんかもあるといいのではないかなぁ。郭噺の中に挟んで、「あとがつくほど つねっておくれ あとでのろけの 種にする」なんてね。でも、ドイツ人にゃあ、ドドイツ、わかんねぇだろうなぁ。(大変、失礼しました!)
Commented by hajime at 2011-06-29 15:32 x
兼好さん、是非成功させて欲しいですね。
にぎわい座へは一度は行きたいのですが、東京の東の端に住む者にとっては、ちょっと行きにくいのも事実で未だ果たしていません。

若手の噺家と言う事で記事と関係無い事を書いちゃいます。(^^)
昨夜は、浅草にトリの遊雀さんを見に行きました。
演目は「宿屋の仇討」でしたが、これが物凄く出来が良く、緞帳が完全に降りても満員の観客が誰一人として立ち上がる者が居なかったです。
出囃子に乗って出てきた時の空気が一瞬、濃密になり暑くなった様な気がしました。小三治師の時にも似た雰囲気が会場に漂っていました。
このまま成長してくれれば、凄い噺家さんになるのでは?
そんな期待をさせてくれました。

記事と関係ないコメントですいません。
m(_ _)m

Commented by 小言幸兵衛 at 2011-06-29 16:24 x
 東京の東寄りにお住まいなのですね。神奈川に住む私とは、縄張り(?)が違うのは、当たり前ですね^^
兼好のドイツの土産話も7月下旬のにぎわい座で聞けるだろうと楽しみにしています。
 浅草6月下席、夜の主任が遊雀だったんですね。『宿屋の仇討』かぁ、聞きたかったなあ。ちなみに、まだ茶髪でしたか?あれだけは、どうも私は苦手です。茶髪は一人でいい。十分に普通で上手いんだから、見てくれをいじる必要などないんですけどね。
 遊雀、兼好の二人会なんかも楽しそうですね。どこかで企画してくれないかな。

Commented by hajime at 2011-06-29 16:28 x
すいません、もうひとつ。
髪は完全に黒髪でした。
ヘアースタイルは同じでしたが・・・
着ている着物といい、かなりの本気度を感じました。
芸協に移ってからはトリは初めてかも?
三太楼時代は鈴本と浅草でトリを取っていますが・・・

Commented by 小言幸兵衛 at 2011-06-29 16:35 x
ほう、黒でしたか!?
それは良い傾向です^^
本気、やる気でしたね。
内幸町ホールでの独演会もいい方向につながっているのだと思います。
ゲストが凄いですから。前回は志の輔だったようです。
あの独演会、次はいつ行けるか未定ですが、楽しみになってきました。9月には行きたいなぁ。

貴重な情報ありがとうございます。

Commented by クララ at 2011-06-29 20:13 x
そうです、たまににぎわい座で…というのは私です。
ブログもツイッターでも向こうで随時報告しますので、遠き日本から見守ってくださいね♪
クララ

Commented by 小言幸兵衛 at 2011-06-29 21:10 x
やはりそうでしたね!
素晴らしい文化交流企画だと思います。
ブログでドイツの落語行脚をたどらせていただきます。
楽しい旅になるといいですね。

Commented by クララ at 2011-06-30 08:36 x
おいしいネタが沢山出来ますように頑張ります。

Commented by 小言幸兵衛 at 2011-06-30 12:58 x
期待していますけど、無理なさらずに無事お帰りください。

Commented by あっころ at 2011-07-01 13:22 x
こんにちは~
兼好さん、かい枝さんとの二人会で
新作なさったり本当に良い刺激を受けていられる感じですね!
成功を私もお祈りしています。

にぎわい座は私は来週水曜日
喬太郎を見に行く予定です。
これも楽しみです。

Commented by 小言幸兵衛 at 2011-07-01 16:10 x
クララさんのブログ(下記URL)や、ツィッターを見るのも楽しみですね。
http://eighthundredandeighttowns.typepad.com/808-towns/

来週はニアミス(?)のようですね。
何とか三三「嶋千鳥~」の三回目のチケットを入手できたので木曜に行く予定です。
月末のげシャーレの兼好の会で、ドイツ旅行の土産話を期待しています。

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by kogotokoubei | 2011-06-29 09:14 | 落語会 | Trackback | Comments(10)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛