一之輔が文化庁芸術祭賞新人賞を受賞
2010年 12月 25日
落語協会HPの12月25日のニュース
平成22年度 第65回 文化庁芸術祭賞の新人賞受賞
春風亭一之輔が
『「まちのゆめ・まちのこころ・まちのことば」落語会における話芸』
において、平成22年度 第65回 文化庁芸術祭賞の新人賞を受賞いたしました。
11月7日に下谷神社でアート(東京藝術大学の学生の作品)と芸能とのコラボレーションのイベントとして開かれた落語会については、この会の開催にも携わったらしい“あん子”さんのブログ「生きてるだけで、まるもうけ」に詳しい。
あん子さんのブログ「生きてるだけで、まるもうけ」(2010年11月8日)
あん子さんのブログによれば、当日の出演者とネタは次のようだったらしい。
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宮治 『元犬』
市楽 『やかん』
夢吉 『猫の皿』
一之輔 『茶の湯』
仲入り
遊一 『干物箱』
鯉橋 『粗忽の釘』
菊六 『権助提灯』+かっぽれ
平治 『掛取り』
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一之輔の『茶の湯』は昨年の「よってたかって秋らくごスペシャル」という無駄に長いタイトルの会で聞いて感心した記憶がある。
2009年10月24日のブログ
え~っ、芸術祭には、兼好(かもめ亭)、生志(内幸町ホール)達が独演会で勝負したのだが、一之輔は寄席に近い複数の出演者が登場する落語会で、彼の高座が対象となっての受賞ということらしい。
こういうこともあるんだねぇ・・・などと思いながら一之輔のブログ「いちのすけえん」を見たら、ちゃんと他の出演者へのお礼の言葉を含めた案内があったので、ご紹介。
「いちのすけえん」
この度、
平成22年度 文化庁芸術祭 大衆芸能部門 新人賞
という賞を頂戴いたしました。長い名前だ。
11月に下谷神社で行われた「まちのゆめ・まちのこころ・まちのことば落語会」での「茶の湯」がいい塩梅だったようです。ありがたい限りです。
自分主催の独演会ではありませんので、前に上がった前座さんからトリの平治師匠、全出演者の皆さん、お客さま、主催者、関係者の皆様のおかげです。
この場を借りて御礼申し上げます。
よしよし、その感謝の気持ちを忘れるなよ。
NHK新人演芸大賞に続く勲章。そう言えば、小言幸兵衛の「マイベスト十席」にも選ばれたし、最優秀新人賞も受賞したなぁ(笑)
もう頼むから来年真打にしてあげてよ、小三治会長、市馬副会長!