「喝!」と視聴者から言われ、降板すべきなのは張本勲だろう!
2010年 08月 02日
ジャーナリストの江川紹子氏(51)が1日、自身のツイッターでTBS系情報番組「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)で野球解説者・張本勲氏(70)とあつれきが生じた騒動についてコメントし、不定期出演していた同番組を“降板”したことを明かした。
閲覧者からの「まだ復帰しないんですか?」という質問に、「張本さんがお出になっている間、私の復帰はない、とのことです。数日前、正式に通告がありました」と回答。番組関係者は、デイリースポーツの取材に「江川さんとは年間契約などをしているわけではない。コメンテーターとしての出演をお願いしないということです」と説明した。
江川氏は5月23日に出演した際、張本氏の意見に反論。それが張本氏の怒りを買い、6月20日の出演をキャンセルされたことをツイッターで打ち明けていた。
金賢姫の件を書いた時に、この件を少し書いたので、そのつながりとして書くことにした。
詳しいいきさつは、さまざなまニュースやブログなどで皆さん先刻ご承知かと察するが、6月19日付の日刊スポーツによると次のような“事件”があったらしい。
日刊スポーツの6月19日の記事
江川さんのツイッターによると、5月23日の放送で、楽天岩隈久志投手が試合途中で降板したことに、張本氏が「喝」「無責任」と断じ、江川さんは「え~」と、張本氏の発言に納得できない趣旨のリアクションをした。これに立腹した張本氏が、江川さんを番組に出さないようにTBSに要求したとされる。同局は張本氏の主張を受け入れ、江川さんに無期限の休養を申し入れたという。
TBSのPRセンターは「スタッフが(それぞれ)2人と話し合ったが、気持ちよく仕事をしてもらうためには時間をおいた方がいいと判断した」と説明した。その上で「江川さんには出演日の変更をお願いした。降板ではない」とした。とりあえず、予定していた今月20日の江川さんの出演を見送ることにした。
ほう、これで江川さんが降板。
まったくのファッショであり、言論弾圧だ。
「え~」のひと言で番組を降ろされるとしたら、それは戦時下の言論統制とどう違うのだろう。
5月23日の放送での出来事は、番組の「御意見番スポーツ」というコーナーでのこと。番組ホームページでは、このコーナーを次のように説明している。TBS サンデーモーニングHP
球界の御意見番、大沢啓二・前日本ハム監督、張本勲・TBS野球解説者が球界の出来事を舌鋒鋭く斬りまくる。
大沢氏の「球界の親分」ならではのズバリ発言、理論派・張本氏の冷徹な分析で問題点をあぶり出す。野球シーズン終了後も、ドラフト、契約更改,自主トレなど、今のプロ野球が抱えるつきない諸問題を、シリーズ「新世紀プロ野球」として取り上げていく。
さて、「理論派・張本氏」が、「喝!」と叱った岩隈降板の状況について、楽天イーグルスファンの方のブログから引用させていただく。
「しがなき男の楽天イーグルス応援ブログ」より
岩隈は8回の先頭打者・坂本を討ち取ったところで、マウンドを居りました。その時、右肩を上下させるしぐさを何度かみせて、違和感に気付いたブラウン監督が通訳を伴ってマウンドへ行き、岩隈に状態を訊いていたのでしょうね。ベンチにさがってもこの3人で入念に話し合いをしている光景がありました。きっと大事をとったということなのかなと思いましたが、どうやら杞憂に終わって一安心です。
試合後、ブラウン監督はこのように発言しています。「岩隈は肩を痛めたとかではないよ。あのイニングはコントロールが乱れ始め、それは本人も感じていたようだ。ゲームをしっかり作ってくれてはいたけど、自分の判断で交代を決断しました。話をしたところ、シュートが抜け始めたと。疲れの影響もあるかもしれないけど、これからのことを考えたら、代え時と判断した」
私はこの5月22日(土)の楽天vs巨人の交流戦は見ていない。しかし、ブラウン監督のコメントや、熱烈な楽天ファンの方のブログ内容を読むと、この降板について「喝!」と叫ぶ人の、どこが「理論派」で「冷徹な分析」なのだろうか、と思わざるを得ない。もし、「エースは最後までマウンドを守れ」というのであれば、このオッサン、MLBを見ながら100球前後で降板するエースに向かって毎度、「喝!」と叫んでいるのだろうか!?
どこが「新世紀プロ野球」か、聞いてあきれる。昔の“根性”野球論のままであり、「旧世紀野球」ではないか。
また、江川紹子さんの番組降板のことが、なぜ昨日流れたのかは、高校野球の大阪大会決勝で張本の母校が負けたことが関係しているのだろう。メディアも関西のデイリーだしね。
そもそも、広島で、やや“反社会的”少年だった男が、浪商に拾われたことから、大きく人生がポジティブに変わったのだから、母校に対して恩義も愛情も感じているに違いない。牛島、ドカベン香川時代以来の甲子園行きが決まっていたら、ハリさん大ハシャギで、もしかしたら「江川さんもそろそろ復帰させていいんじゃないの?」なんてTBSに言っていたかもしれない。あるいは、それはそれ、これはこれ、だったかもしれないが、甲子園行きの切符を母校が逃すのと入れ違いに、「江川紹子 降板」のニュースである。何か臭うではないか。
江川さんのコメントでは「数日前」に降板の連絡があったようだが、TBS側としては、張本の母校の甲子園行きが決まり機嫌のいいタイミングを見計らって、江川さんとの手打ちを意図していたのかもしれない。喧嘩別れのままでは、局としても格好がつかんからね。しかし、決勝で敗北、江川さん降板の取り消しと手打ちは断念、という裏話があったのでは・・・・・・。(まったくの邪推ですよ!)
昭和15(1940)年生まれ、古希を過ぎた男の“虫の居所”次第で、TBSの「報道局」は出演者を降板させるらしい。
まぁ、江川さんも戻ってくれと言われてもハリが居ては戻らないだろうから、いっそ競合する他の民放が、10月の改編で同じ時間帯に江川さんを起用した、本来の「報道番組」を始めてはどうだろうか。
その10月の番組改編の時期が近いわけだが、この番組そのものはともかく、少なくとも、謳い文句のような“球界の御意見番”とは今さらとても思えない78歳と、“理論”も“冷徹さ”も感じられない70歳の二人が、まさに「口害」と「老害」を撒き散らすこのコーナーだけでも、ぜひやめて欲しいものだ。視聴者に「喝!」と言われて、番組を降板すべきなのは、間違いなく張本勲のほうだと思うからだ。
かつて「報道のTBS」と言われたテレビ局が、視聴率が低迷する中で、こんな番組でもこのコーナーのおかげで視聴率だけは取れるから継続するとしたら、それはまったくの自殺行為だと知るべきだろう。数少ない骨のあるジャーナリストを、頑固老人の気まぐれだけで降板させるのが番組制作のポリシーの一環なら、そんな番組こそ、「喝!」である。
また、いつもながらの“熱い”ご支援に感謝!?
かつての「報道のTBS」は、「騒動のTBS」になりつつありますね(笑)。
司会役のあの人も含め、とても見るに耐えられない番組になりつつあります。
「視聴率」はいいのかもしれませんが、江川さんがいなくなり「視聴質」は、
とことん落ちるでしょうね。残っているのが、司会役との人脈だけで出演している、毒も薬にもならないことしか言えない顔ぶれであうから。
TBSの経営陣には、気骨のあるジャーナリストがいないんでしょうかねぇ。
たしかに田中秀征の登場回数も減りましたね。
張本を支持するような視聴者しか見ていない、ということですね。
そうであれば、どんどん低俗になるのはしょうがないですね。
