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『三枚起請』の謎

談春・喬太郎の関内ホールでの二人会。その第二部での談春のネタ選びに疑問を呈したのだが、どうやら、その謎が解けかかってきた気がする。

落語ファンの皆さんのブログから、6月8日の三三独演会で、三席目に『三枚起請』がかかっていたことが判明。そして、6月10日の談春一門会でも50人の客を前に談春がこのネタを披露していた。
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6月8日(月) 月例三三独演会(国立演芸場)
三席目『三枚起請』

6月10日(水) 談春一門会 第二部(らくごカフェ)
談春『三枚起請』

6月17日(水) 談春・喬太郎 二人会 第二部(関内ホール)
談春『三枚起請』
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そして、関内ホールの楽屋に三三がいたことが、喬太郎のマクラでわかっている。

「う~ん、談春は三三のために『三枚起請』を演じたのでは?」というのが、私の推理。

三三の独演会後の会話は次のように進んだ(んじゃねぇかな?)
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三三 「兄さん、この噺を独演会でやったんですが、今ひとつこういう郭噺って
    つかみきれていないんですよね。」
談春 「そうか、じゃあ今度俺が演るから見に来いよ。そうだなぁ、17日の
    喬ちゃんとの二人会の打上げに参加するだろ、その時にかけるよ」
三三 「そうですか兄さん、助かります。舞台袖で勉強させていただきます。」
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約束した談春だがこの噺をかけるのは久しぶり(およそ二年半前の第一回黒談春以来?)なので、10日の一門会でリハーサルした、という筋書き。

もちろん、まったく私の空想です。

この三つの会の全てに行った人は、十日間で三回この噺を聴いたことになる。『三回希少』(?)ということで表彰もんですね。(つまらない地口オチで、失礼しました・・・・・・)
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by kogotokoubei | 2009-06-22 12:08 | 落語会 | Trackback | Comments(0)

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