噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

カテゴリ:落語協会( 46 )


 落語協会のホームページの最新情報で、次の案内があった。
落語協会ホームページの該当記事

第17回ビートたけしのエンターテインメント賞

第17回ビートたけしのエンターテインメント賞の発表が行われ、当協会所属の林家正蔵が日本芸能特別賞を受賞いたしました。

 実は、この賞のことをよく知らない。

 東京スポーツが主催らしい。
 サイトを確認したら、こんな記事が載っていた。たけしのコメントである。
東スポの該当記事
「日本芸能特別賞」ってのを林家正蔵にやりたいと思う。あいつ、ゴルフは一切やめて、古典ばっかしやってる。完全に正蔵になろうとしてる。正蔵になりたてのときは古典は5つぐらいしかできなかったんじゃないか。それがいまや新ネタじゃなく、古典をじゃんじゃんやってる。コロッと生活変えたんじゃない。すごい努力してる。だいぶ、落ち着いてうまくなってる。

 こういう受賞理由らしい。
 
 これって、落語協会がホームページで案内するようなニュース、なのだろうか・・・・・・。
 ちなみに、各賞受賞者は、次の通り。

 ◇男気賞 黒田博樹
 ◇特別賞 稀勢の里
 ◇話題賞 ピコ太郎、RADIO FISH、平野ノラ
 ◇激励賞 柴田英嗣、狩野英孝
 ◇努力賞 三遊亭円楽
 ◇カムバック&激励賞 ベッキー
 ◇日本芸能大賞 桂文珍
 ◇日本芸能特別賞 林家正蔵
 ◇日本芸能賞 ハリウッドザコシショウ、ライス、銀シャリ

 この賞や受賞者を見れば分かるように、この賞は、たけしのシャレなのだ。

 正蔵が古典を稽古するのは、噺家なら当たり前のこと。
 なおかつ、彼は協会の副会長だよ。

 たけしが個人的に知る「ビフォー・アフター」の違いに強い印象を受けての授賞なのだろうが、「落語協会」が、この受賞をニュースとして報告する賞とは言えまい。

 もし、本人がHP掲載を知ったら、「冗談はよしこさん!」と、やめさせるべきだろう^^

 このニュースを掲載したのがサイトの一担当者なら、そもそも、どんな賞か分かっていたのかどうか・・・・・・。

 この受賞を「最新情報」として掲載する状況こそ、“しょーもない”と言うのだ。

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by kogotokoubei | 2017-01-25 12:47 | 落語協会 | Comments(4)
 落語協会のホームページに、来春の真打昇進披露興行の案内が掲載された。
 
 相変わらずの愛想のない内容だが、引用する。
落語協会ホームページの該当ニュース
2016年11月11日
平成29年 春 真打昇進披露興行

平成29年3月下席より

・林家ひろ木
・春風亭朝也 改メ 春風亭三朝
・柳家ろべえ 改メ 柳家小八
・三遊亭時松 改メ 三遊亭ときん
・鈴々舎馬るこ

前売り販売開始:1月21日(土)  ※国立演芸場のみ4月1日(土)より
お問い合わせ:一般社団法人落語協会 03-3833-8565
チケットぴあ:http://t.pia.jp/
Pコード入力または音声認識予約 ( 0570-02-9999 )
ぴあプレミアム会員専用 ( 0570-02-9944 )


 朝也が“三朝”とは知らなかった。
 ろべえはすでにご存じの方も多いと思うが、“小八”を襲名。
 時松が“ときん”・・・意外な感じだ。

 ひろ木、馬るこが改名するように思っていたが、今のままか。

 落語協会HPでは、相変わらず、寄席の日程(主任の名も含む)などは、文字ではなくポスターが載っているのみ。

 「知りたきゃ、ポスターを見ろ」ということだ。

 実に傲慢かつ不親切なサイト。

 そのポスターの日程部分のみをコピペして載せる。

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 来年のことなのだが、もうじき今年も暮れようとしている。

 年が明ければ、三月なんて、あっと言う間。

 今から、どの日をお目当てにするか考えても、鬼は笑わないだろう。

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by kogotokoubei | 2016-11-11 20:45 | 落語協会 | Comments(2)

 記事を書く時間ももったいないと思って書かなかったのだが、やはり、見逃せない。
 7月20日付け最新情報として、三代目橘家文蔵襲名披露興行のことが案内されている。
 見て、あまりの酷さに絶句した。

 落語協会HPの該当ページ

 次の内容とポスターだけで、このページは構成されている。
-------------------------------------------------------------------
2016年07月20日
三代目橘家文蔵襲名披露興行

前売り販売開始:7月21日(木)  ※国立演芸場のみ10月1日(土)より
お問い合わせ:一般社団法人落語協会 03-3833-8565
チケットぴあ:http://t.pia.jp/
Pコード入力または音声認識予約 ( 0570-02-9999 )
ぴあプレミアム会員専用 ( 0570-02-9944 )
・鈴本演芸場Pコード 453-082
・末廣亭Pコード 786-658
・浅草演芸ホールPコード 453-083
・池袋演芸場Pコード 453-084
-------------------------------------------------------------------

 これは、チケットぴあのページか、と錯覚するではないか。

 落語協会としての案内文は存在しない。

 下記の各寄席での日程は文章では掲載されていない。
 ポスターを見てくれということなのだろうが、それ位は書けよ、と言いたくなる。

  9月21日(水)~30日(金)   鈴本演芸場 夜席
 10月 1日(土)~10日(月・祝) 新宿末広亭 夜席 
 10月11日(火)~20日(木)   浅草演芸ホール 昼席
 10月21日(金)~30日(日)   池袋演芸場 昼席
 11月 1日(火)~10日(木)   国立演芸場 昼席
                    *4日(金)のみ昼夜二回公演


 プレイガイドと化したサイト、これを作っている人には血が通っているのか・・・・・・。

 そもそも、昨年4月に、襲名することを告知する内容ですら、これだけである。
落語協会HPの該当ページ

2015年04月21日
平成28年 秋 橘家文蔵襲名決定

平成28年 秋(9月下席より)
橘家文左衛門 改メ
三代目 橘家文蔵
襲名することが決定致しました

 
 他に伝えたいことはないのか、と言いたいではないか。

 文蔵という名跡のこと、文左衛門のこと、師匠文蔵のことも、一切説明していない。
 クリック後の会長写真の画像アップを含め、このサイトは、ひたすらダメサイトの見本を目指しているようだ。


 なお、文蔵という名跡などについては書くつもりだったが、少し先にしよう。
 
 血の通わない落語協会HPの内容に、執筆意欲が水を差された。

 どうして、あんな味気ない内容で平気なのか、その了見を疑うばかりだ。

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by kogotokoubei | 2016-07-26 21:09 | 落語協会 | Comments(0)
 この記事には、いろんな「法人」の名が出てくるので、混乱しないようご注意を。

 「一般社団法人落語協会」と、「公益社団法人落語芸術協会」への「文化芸術振興費補助金」による平成28年度の助成金が判明した。

 「独立行政法人 日本芸術文化振興会」サイトで、3月29日付けのトピックスとして案内され、その記事のページから、助成対象や金額の詳細を記したPDFをダウンロードすることができる。
日本芸術文化振興会サイトの該当ページ
 まず、トピックスの文面を引用する。

平成28年度芸術文化振興基金及び文化芸術振興費補助金による助成対象活動が決定しました。

この度日本芸術文化振興会茂木七左衞門理事長より、芸術文化振興基金運営委員会三輪嘉六委員長に芸術文化振興基金及び文化芸術振興費補助金による助成対象活動の決定について諮問が行われ、3月16日の運営委員会での審議の結果、助成対象活動を決定し、三輪委員長から茂木理事長に答申されました。

 次に、落語芸術協会と落語協会への助成金が記されたページをご紹介。


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 ちょっと読みにくいね、これじゃ。

 内容を書き起こそう。
 公益社団法人の落語芸術協会は、助成事業の名目として、「大衆芸能(年間団体支援)」となっていて、その内容は以下の通り

助成対象活動名  
     寄席定席公演、北海道・東北寄席、2016芸協らくご・名古屋寄席
助成金交付予定額 
     43,751,000円

 一方、一般社団法人の落語協会は、「大衆芸能(公演事業支援)」という名目で次のようになっている。

助成対象活動名  
     定席 寄席公演
助成金交付予定額 
     75,093,000円

 あらら、なんと、また落語協会に落語芸術協会よりも3000万円以上も多い助成がある。
 
 なぜ・・・・・・。

 昨年も、5月29日の記事で書いたように、落語協会には落語芸術協会より約2000万円も多い、6400万円だった。2015年5月29日のブログ

 この助成金は、「日本芸術文化振興会」が運営する「芸術文化振興基金」が元になっているが、その基金について同会のサイトには、次のような説明がある。
日本伝統文化振興会サイトの該当ページ

芸術文化振興基金の概要
創設の経緯・目的

芸術文化振興基金は、すべての国民が芸術文化に親しみ、自らの手で新しい文化を創造するための環境の醸成とその基盤の強化を図る観点から、芸術家及び芸術に関する団体が行う芸術の創造又は普及を図るための活動、その他の文化の振興又は普及を図るための活動に対する援助を継続的・安定的に行うことを目的としています。
芸術文化振興基金は、基金として政府から出資された541億円と、民間からの出えん金120億円の計661億円を原資として、その運用益をもって、芸術文化活動に対する助成に充てています。
 この「政府から出資されて541億円」は、どう考えても、我々の税金が元だろう。

 そこで、どうしても私が払拭できない疑問は、なぜ、認可基準がより厳しい「公益社団法人」の落語芸術協会より、「一般社団法人」の落語協会に、多額の助成金が支払われるのか、ということだ。

 ほぼ一年前に、「落語協会は、公益社団法人を目指してほしい!」と題した記事を書いた中で、この両法人の違いを調べた内容を書いたので、引用する。
2015年4月2日のブログ
--------------2015.4/2の記事から引用------------------------
 公益社団法人と一般社団法人の違いについては、少し調べてみた。
 行政書士の方による「一般社団法人・NPO法人設立.com」というサイトがあり、この二つの違いを分かりやすく表にしていたので、引用する。
一般社団法人・NPO法人設立.com
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 公益社団法人の方が、認可基準が厳しいが税制面で優遇され、寄付も受けやすい。

 そして、この表には書かれていないが、厳しい審査を経ているので、助成金が受けやすいのが、公益社団法人のメリットである。
----------------引用ここまで-----------------------------------

 一般社団法人のままの落語協会でも、公益社団法人の落語芸術協会より、多額の助成金を受けている事実は、私のこの記事が誤りであるとでも言うような結果なのである。

 落語芸術協会への助成の名目が「大衆芸能(年間団体支援)」となっており、落語協会のそれは、「大衆芸能(公演事業支援)」となっていることから、公益社団法人落語芸術協会には、ある意味で安定的に支援がありそうで、一般社団法人落語協会は、毎年、支援を要望する「公演事業」内容が吟味されるのだろうなぁ、とは予想できる。

 しかし、両協会とも、助成対象に「定席・寄席」が入っており、落語芸術協会は、それに加えて東北、名古屋の落語会も対象となっている。

 そう考えると、この3000万円の差は、小さくない。
 いや、これが逆なら、まだ分かる。
 加えて、公益社団法人の方が、組織として厳しい審査を受けているのだ。

 「独立行政法人 日本芸術文化振興会」は、国立演芸場なども管理する団体。

 その振興会は、どのような基準で、助成金を決めているのだろうか。

 同振興会のサイトで「文化芸術振興費補助金による助成金交付要綱」(PDF)を見ることができる。
「文化芸術振興費補助金による助成金交付要綱」

 一部、引用する。
(趣旨)
第1条 この要綱は、文化芸術振興費補助金による助成金(以下「助成金」という。)の交付について、団体の活動に対する援助を適正に実施するため、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和30年法律第179号)及び同法施行令(昭和30年政令第255号)に定めるもののほか、必要な事項を定める。
(助成の対象となる活動、経費等)
第2条 助成の対象となる活動は、以下のとおりとする。
(1) トップレベルの舞台芸術創造事業
(2) 映画創造活動支援事業(劇映画・記録映画・アニメーション映画)
2 助成の対象となる活動の実施期間は、毎年4月1日から翌年3月31日までとする。
3 助成の対象となる経費(以下「助成対象経費」という。)及び助成金の額は、別に定める。
(助成金交付要望書の提出)
第3条 助成金の交付を受けようとする者は、あらかじめ、助成金交付要望書(様式第1号)及び消費税等仕入控除税額予算書(別紙)を振興会の理事長(以下「理事長」という。)が定める期間内に、理事長に提出するものとする。
(助成金交付要望書を提出することができない者等)
第3条の2 前条の規定にかかわらず、次の表の左欄に掲げる者は、右欄に掲げる期間、助成金交付要望書を提出することができない。
 この第3条の2では、主に第17条で規定している不正があった場合の助成金交付を取りやめることを規定している。
 その第17条は、次の内容。
第17条 理事長は、次の各号に該当する場合は、第8条第1項の規定による助成金の交付決定(第12条第2項の規定による変更の交付決定を含む。)の全部又は一部を取り消すことができるものとする。
(1) 助成金の交付の要望、申請、計画変更及び実績報告について不正の事実があった場合
(2) 助成対象者が助成金を助成対象活動以外の用途に使用した場合
(3) 助成対象活動の遂行が、助成金の交付決定の内容又はこれに附した条件に違反していると認められる場合
(4) 助成対象者が、第22条に規定する調査等を正当な理由なく拒み、妨げ又は忌避した場合
(5) 助成対象者が、他の活動について助成金又は基金助成金の交付内定又は交付決定を受けている者である場合において、当該交付内定又は交付決定を取り消されたとき。
(6) その他この要綱又はこの要綱に基づく定めに違反したと認められる場合
2 前項の規定は、助成対象活動について交付すべき助成金の額の確定があった後においても適用があるものとする。
3 前2項の規定による処分をした場合については、第15条第4項の規定を準用する。
 第4条と第5条が次のようになっている。
(助成対象活動の内定及び通知)
第4条 理事長は、第3条の規定による助成金交付要望書を受理したときは、芸術文化振興基金運営委員会の議を経て、助成金の交付の対象となる活動(以下「助成対象活動」という。)及び交付しようとする助成金の額を内定し、助成金交付内定通知書(様式第2号)により、助成金交付要望書を提出した者に通知するものとする。
(交付要望の取下げ)
第5条 前条の規定による通知を受けた者(以下「内定者」という。)は、当該通知に係る助成金の交付内定の内容又はこれに附された条件に不服があるときは、交付の内定の通知を受領した日から10日以内に助成金交付要望取下げ書(様式第3号)により要望を取り下げることができる。
2 前項の規定にかかわらず、内定者の自己都合により取り下げる場合は、その原因となる事実発生後、助成金交付要望取下げ書により速やかにこれを行わなければならない。

 これだけ紹介してみても、対象者の法人格の違いによる交付の規定などは存在しない。

 よって、第4条にあるように、落語協会と落語芸術協会の「助成金交付要望書」を「理事長が受理」し、「芸術文化振興基金運営委員会の議」をもって、助成金が決められたのだろう。
 
 両協会の「助成金交付要望書」の内容までは知ることができないので、紹介した助成金の額が、要望の通りだったのか、減額などがあったかは、分からない。

 落語協会の要望の中に、「ホームページの運営・管理」などが含まれていたのかは、もちろん不明。

 まさかとは思うが、昨年、今年の助成金申請の名目として、落語協会のホームページ・リニューアルや運営管理費用なども含まれていて、その分が落語芸術協会との差にもつながっているのか・・・・・・。そんな、馬鹿な。

 この私の疑問に、誰か答えてくれないものだろうか。

 他の記事を書こうと思っていても、思考の途中で、社団法人問題で考えが遮断されてしまうのだ。

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by kogotokoubei | 2016-04-04 20:54 | 落語協会 | Comments(0)
 昨日に続き、落語協会ホームページのこと。

 「花形演芸大賞」受賞者のニュースが、昨日掲載された。
落語協会ホームページの該当記事
 内容は次のようなもの。
2016年03月29日
平成27年度 国立演芸場「花形演芸大賞」

平成27年度国立演芸場「花形演芸大賞」受賞者が発表され、当協会員が受賞致しました。
≪大賞≫ 蜃気楼龍玉
≪金賞≫ ロケット団
≪銀賞≫ 古今亭文菊、ホンキートンク

 あくまで、事実の羅列のみ。

 各自のプロフィールは、名前からリンクはできる。

 昨日、「さがみはら若手落語家選手権」で柳家花ん謝が優勝した、という記事で、当初、花ん謝のプロフィールへのリンクがされているのが、分からなかった。
 後で名前からリンクしているのに気付いた次第だ。
 こういう時は、落語芸術協会のように、「xxxxxxxのプロフィール」と別途載せるべきだろう。

 昨日紹介したように、落語芸術協会では、瀧川鯉橋が銀賞を受賞した記事の中で、下記の案内をしている。
*贈呈式を含む花形演芸会スペシャル公演は平成28年6月19日(日)18時より国立演芸場で上演いたします

 落語協会さんは、この晴れの会の案内を、していない。

 とにかく、単に「事実の羅列」という記事に徹すると決めたかのような、「丸太ん棒」落語協会HPには、あきれるばかりだ。

 いまどき、市役所、町役場のホームページだって、もうちょっと“色気”があるよ。

 今回の受賞は、実に目出度いことなのに、落語協会ホームページ関係者は、それを喜んでいるのやら、「また、記事を載せなきゃなんねぇ・・・・・・」とつぶやき、余計な作業が増えたと思っているのやら。

 公務員よりも公務員的な落語協会ホームページ関係者への批判は、今後も続けることになりそうだ。

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by kogotokoubei | 2016-03-30 12:18 | 落語協会 | Comments(6)
 久しぶりに、落語協会のホームページのことについて。

 私が駆けつけることができた、3月13日の「第15回 さがみはら若手落語家選手権」で、柳家花ん謝が優勝したことを、落語協会は3月14日にニュースとして掲載しているので、引用する。
落語協会HPの該当記事
2016年03月14日
第15回さがみはら若手落語家選手権

3月13日に第15回さがみはら若手落語家選手権が行われ、当協会の柳家花ん謝が優勝致しました。

 以上、である。「3月」の「3」と「13日」の「13」のフォントが違うのも、原文通り。

 花ん謝のプロフィールへのリンクは名前からできたものの、同大会の優勝者と準優勝者の特典である「しろやま寄席」(5月22日)への出演予定なども、まったく存在しない。
「もみじホール城山」サイトの該当ページ

 ちょうどよい比較対象の記事が、落語芸術協会のHPにあるのを見つけた。
 瀧川鯉橋が、平成27年度の「花形演芸大賞」銀賞を受賞したというニュースだ。
 ご覧いただこう。

落語芸術協会HPの該当ページ

更新日2016年3月28日
平成27年度「花形演芸大賞」

国立演芸場(独立行政法人日本芸術文化振興会)主催の平成27年度「花形演芸大賞」において下記の通り受賞致しました。

平成27年度花形演芸大賞 銀賞 瀧川鯉橋

*贈呈式を含む花形演芸会スペシャル公演は平成28年6月19日(日)18時より国立演芸場で上演いたします。公演詳細は国立演芸場にお問い合わせください。

瀧川鯉橋プロフィール
瀧川鯉橋ブログ
 この記事には、鯉橋の写真も掲載されている。
 プロフィールへのリンクは、こうやって別途記載すべきなのだ、落語協会さんよ!

 ホームページの記事として、相応しいのはどちらか、見る者にとってサイト構築者の“思い”がこもっているのはどちらか、説明するまでもないだろう。

 落語協会のHPの記事は、すべからく、とりあえず「事実」を報告するだけの、冷え冷えとした記事ばかり。
 落語では、こういうのを、血も涙もない「丸太ん棒」という。

 一方、落語芸術協会の記事からは、協会員、なかでも若手を支援しようという熱意が伝わってくる。
 何より、サイト訪問者の視線に立って、その好奇心に応えようとする姿勢を感じる。

 しかし、それって、今日のサイト構築における基本の基本、もっとも重要なことではないのか。

 両協会のホームページ、つい数年前は、評価が真逆だったのだ。
 落語芸術協会が、末広亭の席亭から寄席の不入りについて小言を言われたのを大きな転換点として、寄席への取り組み方や、若手の育成、そして、その一環としてのホームページの改善に取り組んだ努力が、明らかな成果につながっていると思う。
 かたや、落語協会は、リニューアルという改悪をしてしまったまま、ホームページを放置している。 
 昨年のNHKの本選に、落語協会からは誰も出場できなかったのは、本人たちの責任とは、言いきれないだろう。
 協会の姿勢が、問われる。

 もはや、間違いのない内容を伝えるのは当たり前で、その一歩先、訪問者の期待や知りたいという好奇心にどう応えるかが、サイト運営の重要な要素となっている。

 落語協会のHPには、そういった視点の存在を、まったく感じない。

 昨年、サイトリニューアルという労力のかかる作業をしたのだから、内容の改善には時間もかかるかな、としばらく注視していたが、相変わらずの味も素っ気もない内容に、訪問するたびに腹が立つばかりだ。

 開くと、会長の写真が飛び込んでくるので、すぐにスクロールしたくなる構造も、変化はない。
 企業のサイトで、トップに社長の写真がいきなり登場するなんてとこ、ありますか?
 あるとしたら、そのサイトは訪問者の視点を失っている、ということだ。

 また、そのトップページの下の方で見つかる「最新情報」の並び方が、不自然なのが気になる。
 本日時点では、こう並んでいる。

 2016年01月03日 平成28年 春 真打昇進襲名披露興行
 2016年03月14日 第15回さがみはら若手落語家選手権
 2016年03月14日 平成28年4月 早朝・深夜寄席
 2016年03月10日 平成27年度(第66回)芸術選奨
 2016年03月08日第27回 大演芸まつり

 時系列が正しく並んでいない。
 もし、現在行われている真打昇進披露興行のことを目立たせたいのなら、鈴本が始まる直前か当日3月21日付けで、「真打昇進披露興行始まる」とでも銘打って、情報を発信したらよいのである。

 これは、サイト関係者や落語協会のスタッフなら、当然のこととして行うべき“仕事”だ。

 また比較するが、落語芸術協会のHPでは、3月24日付けで新真打の記者会見のニュースと併せて昇進披露興行の日程を案内している。
落語芸術協会HPの該当記事

 実にタイムリーなニュースだし、ある意味で当然のことだ。

 両協会のサイト構築に関しては、まったく取り組む姿勢が違うのである。
 ここまで、見事に違ってくると、サイトの良い例、悪い例として、両協会HPを比較するのは、実に格好の素材かもしれない。


 これはHPのみならず、協会という組織の問題でもある。
 なぜなら、以前書いたように、我々の税金を元にした国からの助成金を受けて活動している団体なのだから、それに見合う仕事をしてもらいたいものだ。

 昨年5月に書いた記事の一部を引用。
2015年5月29日のブログ

----------------------2015年5月29日の記事から引用------------------------------
 独立行政法人日本芸術文化振興会サイトの該当ページから、平成27年度の文化芸術振興費補助金による助成対象活動の資料をダウンロードすることができる。
日本芸術文化振興会サイトの該当ページ

 下記が、資料9ページの、公益社団法人落語芸術協会(芸協)と一般社団法人落語協会への助成金を含む部分。

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 これを見て、我が目を疑った。

 芸協は、仙台・山形と名古屋(紹介した7月の寄席かな)の企画への助成分を併せて約4400万円。
 一方、落語協会には、なんと約6400万円の助成金が支払われることになっている。

 4月の記事で書いたが、芸協への助成金は、平成26年度に約3000万円、平成25年度が約4400万円、平成24年度が約4500万円だったので、二年前の水準に戻った金額。
 
 落語協会には、平成26年度は約2300万円助成金があったが、平成25年度、平成24年度には、なかった。

 平成27年度の約6400万円は、際立って大きな増額。それも、認可基準が厳しい公益社団法人の芸協よりも2000万円近く多いのは、疑問だ。

 対象は「定席 寄席公演」となっている。
 もし、この増額がホームページのリニューアルに関連しているのなら、理由も分からないでもないが、それにしても、サイトの構築や維持管理は、内容と業者さん次第ではあるが、それほど費用はかからないはず。
 
 過去に支払われていなかったことが考慮されるなんてことも、あるのだろうか。

 元は国民の税金である。
-----------------------------------引用ここまで-----------------------------

 来週にも、平成28年度の助成金の情報が開示されるだろう。
 内容をしっかり確認するつもりだ。

 ただし、助成金の有無、多寡にかかわらず、落語協会のHPは、大幅に見直さなければならない。
 この件、くどいと思われようが、追いかけるつもりである。

 はっきり言うが、落語協会ホームページ関係者は、やるべき仕事をしていない。

 落語という歴史のある古典芸能に従事する噺家さんが最も多く所属する組織として、ホームページのあり方を、あらためて問い直すべきである。
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by kogotokoubei | 2016-03-29 12:41 | 落語協会 | Comments(0)
 昨日の記事へのコメントで、落語協会HPトップページの下に「協会概要」というバナーがあり、リンクされたページに役員や組織概要、沿革なども記載されていることをお知らせいただいた。

 落語協会HPの「協会概要」

 そのままコピペすると長すぎて見ずらくなるが、全文引用したい。

協会概要

一般社団法人落語協会

名称
一般社団法人落語協会

所在地・連絡先
住所 〒110-0005 東京都台東区上野1-9-5
TEL:03-3833-8563
FAX:03-3833-8599

業務内容
•古典落語の継承及び研究発表会、鑑賞会等の開催
•後進の育成及び寄席芸能関係者の顕彰
•下座音楽実演家の育成
•学校、職場等の落語研究会への協力及び指導
•落語家の昇進資格の認定
•芸能関係団体との連絡提携
•寄席芸能に関する調査研究及び資料文献の収集保存
•会報及び寄席芸能に関する刊行物の発行
•その他目的を達成するために必要な事業
一般社団法人落語協会定款より、抜粋


役員
当期役員(任期:平成26年6月25日より2年間)

会長  柳亭市馬
副会長 林家正蔵
常任理事 柳家小さん・三遊亭圓丈・柳家さん喬
理事 古今亭志ん輔・入船亭扇遊・金原亭馬生・
   三遊亭歌る多・三遊亭吉窓・五明楼玉の輔・
   林家たい平・柳家喬太郎・鏡味仙三郎
監事 柳家さん八・柳家権太楼
外部監事 友原征夫(会計士)
最高顧問 三遊亭圓歌・鈴々舎馬風
顧問 三遊亭金馬・柳家小三治
外部顧問 寺脇研(京都造形芸術大学 芸術学部教授)
相談役 三遊亭圓窓・林家こん平・桂文楽・林家木久扇

前史
 職業的な落語家と寄席の始まりは、寛政十(1798)年、下谷稲荷社内で初代三笑亭可楽が打った興行を、その祖とする説が有力である。以後、明治維新を迎えるまでの70年間に、江戸の町に寄席の数は百七十軒以上を数えるようになり、落語家の数も増えていった。
明治8年、三代目麗々亭柳橋を「頭取」とし、「補佐」に三遊亭圓朝と六代目桂文治らがつき「落語睦連」を結成するが、明治20年代になると「柳派」「三遊派」の二大派閥にほぼ大別されるようになった。各席を半月ごと(当時は15日間ずつ、上席・下席として興行を打っていた)に、交替で勤める興行形態が整い、それが大正時代まで続くことになる。大正6年8月、柳派と三遊派が合併し、四代目橘家円蔵、初代三遊亭圓右、三代目柳家小さんらが中心となって「東京寄席演芸株式会社」を創設し、月給制を取り入れる。
ところが同月下席、同会社に所属した五代目柳亭左楽が脱退し、四代目春風亭柳枝らと共に「落語睦会(三遊柳連睦会)」を旗揚げした。
以後、この両者が二大団体となるが、小さな離合集散を繰り返すことになる。詳しくはとても書ききれないくらいの、脱退、旗揚げ、合併、解散、復帰などが繰り返された。噺家という人種の気性を、現している現象と言えるかもしれない。

大正12年10月関東大震災の後に、五代目柳亭左楽が奔走した結果、大同団結し「東京落語協会」を設立する。これが現在の一般社団法人落語協会のルーツとなる。
しかし、翌13年6月には、またまた分裂。旧睦会が独立し「東京落語睦会」として復活する。その後も、両会派はさらに小さな分裂や解散を繰り返す。その団体名を挙げるだけでも「落語演芸東西会」「柳三遊研成社」「日本演芸協会」「東京演芸組合」「三語楼協会」「金語楼一座」「東京落語組合」など、正確に把握する事さえ困難なありさまである。
昭和5年、六代目春風亭柳橋と柳家金語楼が「日本芸術協会」を創設する。これが現在の公益社団法人落語芸術協会の母体である。


沿革
 昭和15年5月、第二次世界大戦への突入を前にして、新興行取締り規則の改正により、演芸界は警視庁統括のもとで「講談落語協会」として統一させられる。すべての落語家は否応もなく、この協会に所属することになる。会長は、人格者であり名人と謳われた講談の六代目一龍斎貞山が務めた。
昭和20年終戦後、官主導の「講談落語協会」は解散し、元の形態である「東京落語協会」と「日本芸術協会」の二団体に戻る。
「東京落語協会」は昭和21年10月、四代目柳家小さんが会長に就任。「落語協会」として新発足する。以後会長は、22年に八代目桂文治。30年・八代目桂文楽。32年・五代目古今亭志ん生。38年・再度桂文楽。昭和40年・六代目三遊亭圓生が歴任した。
昭和47年に、五代目柳家小さんが会長に就任すると、次々に近代化をはかっていった。若手の理事を登用。合議制を導入する。また、任意団体として上野黒門町に事務所を構え、公益法人化に向けて活動を開始した。
昭和52年12月、文化庁を主務官庁として、社団法人の認可を受ける 。以降、正式な名称は、社団法人落語協会となる。
昭和53年5月、六代目三遊亭圓生が中心となり、七代目橘家円蔵、三代目古今亭志ん朝、五代目月の家円鏡らが脱退し、「三遊協会」を創設。ただしその直後に、圓生直系の一門以外、すなわち円蔵、志ん朝らは全員落語協会に復帰する。結局は、三遊亭圓生とその一門だけが落語協会を脱退した。同年、十代目金原亭馬生が副会長に就任。
昭和54年圓生没後、五代目円楽の一門を除いて、六代目圓窓、圓弥、生之助、圓丈らが落語協会に復帰する。「三遊協会」は円楽一門だけとなり、その後「大日本すみれ会」から「圓楽党」と名称を変更し、現在に至っている。昭和57年、馬生没後、六代目蝶花楼馬楽が副会長に就任する。同年、立川談志が弟子一同を引き連れて脱退。「立川流」を創始する。
昭和62年、馬楽没後、三代目三遊亭圓歌が副会長に就任。
平成7年5月、落語家として史上初めて柳家小さんが、重要無形文化財(人間国宝)に認定される。翌年、平成8年8月、小さんは24年間勤めた会長職を勇退し、三遊亭圓歌が会長に就任。同時に古今亭志ん朝が副会長になる。小さんは、最高顧問。
平成13年10月、志ん朝没後、五代目鈴々舎馬風が副会長に就任。
平成14年5月、柳家小さん死去。
平成18年6月、三遊亭圓歌が10年間勤めた会長職を勇退し、鈴々舎馬風が会長に就任。
平成22年6月、二期4年間勤めた鈴々舎馬風が勇退。柳家小三治が会長に就任。
平成24年6月、役員改選にともない小三治会長再選。柳亭市馬を副会長に選出。
平成24年8月、一般社団法人となる。
現在に至る。

参考文献:古今東西落語家事典(平凡社・諸芸懇話会)


 これらの内容がなくなった、と書いたことを訂正し、お詫びします。

 しかし、このバナー、上の方の他の大きなバナーと一緒に並べて欲しい。
 気が付かなかった・・・・・・。

 コメントをいただいた方には、あらためて感謝申し上げます。

p.s.
「沿革」の内容をよく読むと、談志が脱会した時期の間違い(昭和57年ではなく58年のはず)や、平成25年以降のことが記載されていないなど、不備があるなぁ。
過去の文章をそのままコピペ(私と一緒か!)しただけのようで、やっつけ仕事の匂いがプンプン(^^)
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by kogotokoubei | 2015-12-16 08:59 | 落語協会 | Comments(0)
 落語協会のHPで柳家喜多八の正月初席の休席が案内されている。
「落語協会」HPの該当記事

2015年12月12日
休席のお知らせ

平成28年初席、鈴本演芸場三部に出演を予定しておりました柳家喜多八は、体調不良の為、休席いたします。

 ちなみに、落語協会の案内では、初席・鈴本・三部、と書いているが、鈴本のHPで確認すると、実際に出演予定だったのは、事前に休演が案内されている6日、9日、10日以外の七日間である。
鈴本演芸場HPの該当ページ

 きっとこの案内を見た落語愛好家、なかでも喜多八ファンは不安に思ったであろう。
 特に近日中の喜多八出演予定の落語会は大丈夫か、と思う人も多いと思う。
 行くかどうか別にして、私も、その一人。

 喜多八の博品館での独演会や国立演芸場での扇遊、鯉昇との三人会である睦会は、東京音協から「いがぐみ」に主催が替わった。

 その「いがぐみ」のサイトを調べたら、本日15日の睦会、1月6日の博品館ともに、ご本人出演で予定通り開催のようだ。

 どちらにも次のように記載されている。
《喜多八師の出演について》お問い合わせを頂いておりますが、
変更なく出演、開催いたしますので、ご来場お待ちしております。

「いがぐみ」HP 12月15日「睦会」のページ

「いがぐみ」HP 1月6日「博品館」(銀座の噺小屋)のページ


 「いがぐみ」さんのツィッターを斜め読みすると、年内に入院はするらしいが、この二つの会への影響はないらしい。


 入院そのものは、ちょっと心配である。


 東京音協で喜多八の独演会や睦会など落語会を担当していた方が独立されたのが「いがぐみ」だと、どこかで読んだ。

 東京音協で開催してきた落語や古典芸能の興行は、今は「いがぐみ」が行っているらしい。

 これまで何度か行っている博品館での独演会は、柳家喜多八という一人の噺家にとって、重要な会になったと思う。
 また、以前は小満んと喬太郎の会、という粋な企画もあった。
 国立の睦会も、固定客が多いと思う。

 そういった企画の中心人物が「いがぐみ」をつくったようだ。

 実は、東京音協については、あまり良い印象がない。
 あの3.11直後、3月17日に、睦会と志らくの会の両方を開催したことで小言を書いたことがある。
2011年3月16日のブログ
 まだ大地震と津波、原発事故による不安の続く状況での強硬開催に、その神経を疑った。

 あの時、現在「いがぐみ」の方が開催を主張したのか、東京音協の幹部の意思だったのかなどは、知らない。
 
 東京音協への悪印象は、このことだけが原因ではない。
 たとえば近い時期に開催する異なる落語会のチケットをせっかく一緒に依頼しても、一枚づつしか事務対応できず、それぞれに送料を要求し、一枚づつ送ってくる。実に無駄なことをしていたし、送料も高かった。

 早い話が、やることが“お役所しごと”なのである。

 少なくとも、落語会に特化した「いがぐみ」による主催の方がいろいろと改善されるだろう、と期待している。

 それにしても、落語協会HPのぶっきらぼうな休席告知のせいで、「いがぐみ」さんは問い合わせ対応などで結構大変だったのではなかろうか。

 協会員である喜多八本人への配慮、そして、サイトを見る落語愛好家への気配りがあれば、落語協会HPの告知は、あんな内容にはならなかったと思う。

 「こう書いたら、読む人は、どう思うだろうか?」ということを普通は想像するだろうし、その内容について内部で吟味し校正する仕組みがあれば、もっと違った内容になるだろう。

 あるいは、掲載しない、という選択肢もありえる。
 私が責任者なら、そうする。

 鈴本初席の顔見世興行的な持ち時間の少ない出演について、今から休演の案内をする必然性があるのか。
 それよりも、「体調不良」という情報が与えるマイナス面の方が大きいのではないか、と考えないのだろうか。
 初席は、出演予定の噺家さんが前夜の酒で二日酔いになり休演になる可能性だって高いはず(^^)

 落語協会HPの管理者(組織?)には、読む者の立場で考えるという姿勢や、掲載前に内容を吟味する仕組みが存在しない、ということかと察する。 

 ただ、「事実を書きました」というスタンスなら、掲載すべきなのにスルーしてる「事実」は、たんまりあるぞ!

 たとえば、かつて存在した(?)役員一覧のページがなくなっている。

 あえて、以前のサイトにあった来年6月までを任期とする顔ぶれを掲載する。
------------------------------------------------------------------------
当期役員 (任期:平成26年6月25日より2年間)
会長   柳亭市馬
副会長 林家正蔵
常任理事 柳家小さん・三遊亭圓丈・柳家さん喬
理事 古今亭志ん輔・入船亭扇遊・金原亭馬生・三遊亭歌る多・三遊亭吉窓
   五明楼玉の輔・林家たい平・柳家喬太郎・鏡味仙三郎

監事 柳家さん八・柳家権太楼
外部監事 友原征夫(会計士)
------------------------------------------------------
最高顧問 三遊亭圓歌・鈴々舎馬風
顧問 三遊亭金馬・柳家小三治
外部顧問 寺脇研(京都造形芸術大学 芸術学部教授)
相談役 橘家圓蔵・三遊亭圓窓・入船亭扇橋・林家こん平・桂文楽・林家木久扇
------------------------------------------------------------------------

 相談役からお二人が、鬼籍の人となられた。

 旧HPには、組織そのものの説明も存在したが、今はない。

 こういう重要な「事実」を掲載していないのは、なぜ?

 私は、会長以下幹部の皆さんには、たとえば、NHK新人落語大賞本選に一人も出場できなかったことなどを含め、協会の若手の育成、HPのあり方などを含め、もっと危機感を抱いてもらいたい。

 組織として、落語芸術協会はかつての危機感をバネに、今や落語協会より数段活性化されているように見受ける。

 何度か書いているが、ホームページは、ネット時代における、組織の「顔」である。
 その「顔」がどこを向いているのか。
 そもそも、どんな表情をしているのか、は実に重要なことだ。

 現在の落語協会のHP、やっていることはほとんど“お役所しごと”のように思えてならない。

 サイト来場者への気配りがなく、お客様へのサービス精神に欠けているのだ。


p.s.
 役員一覧を含む「協会概要」のページは、拙記事にいただいたコメントでご指摘いただいたように、現在のHPにも残っており、私が見逃しておりました。申し訳ありません。
 ただし、トップページの最下段に小さなバナーしかないので、見逃しやすいことは否めません。
 なお、「沿革」は平成24年までしか記載されていないまま、改訂されていないのが、なんともだらしないですねぇ。
落語協会HPの「協会組織」のページ
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by kogotokoubei | 2015-12-15 12:57 | 落語協会 | Comments(10)
 新宿末広亭HPの11月の「寄席だより」のページで、来春の落語協会の真打昇進者5人のうちの二人が改襲名であることを案内している。
新宿末広亭HPの「寄席だより」のページ

5人の真打誕生 2名が改襲名 来春の落語協会

 落語協会は来年3月に5名が真打に昇進することはすでにお知らせしたが、2人が名を改め、3人が二ツ目のままの名前で新真打としてスタートする。5名は林家彦丸(師匠は正雀、以下同)、鏡太改め二代目月の家小圓鏡(圓鏡)、林家たけ平(正蔵)、女流の林家ぼたん(こん平)、鬼〆改め台所をさん(花緑)。
 当席での昇進披露は平成28年4月上席(1日~10日)夜の部に行われる。

 落語協会HPでは、まだ案内していない。
落語協会HP
 古今亭志ん陽のブログ「志ん陽組合」では、落語協会の事務所にすでにポスターが貼ってあるのが紹介されている。
「志ん陽組合」の該当ページ

 このあたり、落語協会の広報の考え方が、よく理解できない。

 それにしても、「をさん」ですか・・・・・・。

 それぞれの襲名については、別途調べた上で記事を書こうと思う。

p.s.
志ん陽のブログに掲載されているポスターには、鬼〆改め台所“お”さん、になっている。ポスターが正しいのだと思うのだが、それにしても、落語協会HPでしっかり案内して欲しいものだ・・・・・・。

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by kogotokoubei | 2015-11-07 10:43 | 落語協会 | Comments(2)

 落語協会のホームページについては、いろいろと書いてきた。
 「リニューアル」という名の「改悪」だと思っている。

 協会員の訃報の比較なども記事にしたが、協会の行事の記事についても、落語芸術協会とは、あまりにも違うことに、唖然としている。

 引用はしないので、リンク先をご覧いただきたい。

 落語芸術協会(芸協)のホームページに、8月31日に開催された「はなし塚法要&夏期研修会」の報告がある。
落語芸術協会HPの該当ページ

 会の趣旨などもしっかり記載され、写真も含む内容となっている。

 落語協会のホームページに、9月6日に開催された「謝楽祭」無事開催のお礼が掲載されている。
落語協会HPの該当ページ

 驚くほど簡単な文字だけの内容。

 二つのイベントは、もちろん同列では語れない。

 芸協の方は、協会員のみによるイベントでお客さんは参加していないものであり、落語協会は、お客様参加のもの。

 そういった違いがあることも踏まえた上で、この二つの内容を比べ、ホームページに対する考え方、料簡の違いを感じないわけにはいかない。

 「謝楽祭」については、噺家さんのブログなどで、盛況であったことや実行委員長の喬太郎が見事に仕切っていたことなどを知った。

 芸人屋台も数多く出展され、各種イベントも盛り上がったようだ。

 参加された落語愛好家に、そして、今回は参加しなかった人々に、もっと「伝えたい」こと、「伝えるべき」ことがあるのではなかろうか。

 まず、今年初めての開催であったのだから、あらためてイベントの趣旨などを記して報告して欲しいものだ。
 また、記録としても重要なことだが、湯島天神にどれほどのお客さんが来場されたのか、ということがまったく報告されていないのは、疑問である。

 お礼を掲載することはもちろん悪いことではないが、そこから、もう一歩進んだ情報を伝達するという姿勢がないことが不満だ。

 お客様の個人情報への配慮は必要だが、写真だって掲載できるものは何枚もあるはずだろう。

 芸協のホームページからは、サイトの訪問者である落語愛好家に対して、「伝えたい」という意欲や気配りのようなものを、強く感じる。

 一方、落語協会のホームページからは、とりあえず最低限のことだけはするが手間暇はかけたくはない、という後ろ向きな姿勢を感じる。落語愛好家に「伝えたい」という意欲を、微塵も感じない。

 この差は、実に大きい。

 落語協会のホームページに携わっている人々は、果たして落語が好きなのだろうか、もっと言えば、落語に「愛」を注いでいるのだろうか、大いに疑問である。


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by kogotokoubei | 2015-09-10 12:49 | 落語協会 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛