噺の話

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2017年 08月 31日 ( 1 )

 落語芸術協会が、仙台に寄席を開場するらしい。

 毎日新聞から引用。
毎日新聞の該当記事

「とにかく笑って…」仙台に常設寄席「花座」開場へ
毎日新聞2017年8月28日 10時28分(最終更新 8月28日 22時33分)

桂歌丸さんが名誉館長 月10日間の興行

 演芸にもっと広く親しんでもらおうと、仙台市青葉区の中心街に来年4月、常設の寄席「花座」が開場することが決まった。東京の落語芸術協会(芸協)が月10日間の興行を主催し、桂歌丸会長(81)が名誉館長に就任する予定。東日本大震災から6年余り。芸協仙台事務所長、白津守康さん(55)は「皆さんにとにかく笑っていただきたい」と思いを込める。

仙台には、明治から大正にかけて「笑福亭」など複数の寄席があり、にぎわっていたという記録が残る。

 花座の予定地は、百貨店「仙台三越」のすぐ近く、飲食店などがひしめく国分町と一番町四丁目買物公園の間にある繁華街の一角。白津さんの会社が所有する建物を改築する。客席は40ほどで、情緒ある和風の外観にするという。

 イベント会社を経営する白津さんは、震災前の2010年6月から芸協主催で「魅知国(みちのく)仙台寄席」をスタート。映画館を借り月1回の興行を、震災時も休まず続けてきた。来月で92回を数えるが、「月1回では見たくても見られない人がいる。文化を根付かせたい」との思いから自前の演芸場開設を模索してきた。

 花座では毎月1~5日と21~25日の計10日間、落語や色物の公演を開催。芸協所属の真打ち落語家のほか、東北弁落語の六華亭遊花さん、漫才コンビのストロングスタイルら地元で活躍する芸人も出演する。寄席以外の日は貸し小屋として運用する予定。

 10月から、大阪の寄席「天満天神繁昌亭」の例にならい、小屋の外観を飾るちょうちんの名入れで改築費用を募るという。白津さんは「東北人は今も懸命に頑張っている。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなんです」と期待をかける。【濱田元子】

 実に結構なことだ。

 「笑うから幸せなんです」という言葉、なかなか味がある。

 
 独立行政法人の日本芸術文化振興会のサイトに、本年度の「文化芸術振興費補助金」による助成対象活動のリストが掲載されている。
日本芸術文化振興会サイトの該当ページ

 東京の落語の二団体への補助金は、次のようになっている。

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 これまでもそうだが、落語芸術協会は、この助成金を都内の定席のみならず、北海道、東北、名古屋の落語会のために活用している。

 そういった活動の延長線上に、今回の寄席開場があったのではなかろうか。

 このリストを見て疑問なのは、公益社団法人であり、都内定席のみならず地域の落語会も開催している落語芸術協会への補助金が44,551,000円で、一般社団法人で都内の定席のみを補助金対象としている落語協会に、2000万円以上多い65,000,000円が補助されていることだ。

 この数字を見ると、いつも多くの「?」が浮ぶ。

 所属落語家の数が落語協会の方が多いからか・・・・・・。
 そもそも、この補助金は、どう使われているのか・・・・・・。
 「年間活動支援」と「公共事業支援」の違いは・・・・・・。

 この問題は何度か書いているので、これ位にするが、どうしても腑に落ちないなぁ。


 ともかく、落語芸術協会による仙台「花座」開場で、ここ数年笑いを忘れた人々が、笑って幸せになることを期待したい。

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by kogotokoubei | 2017-08-31 12:36 | 寄席 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛