噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

2017年 03月 01日 ( 2 )

 先月の記事別アクセスランキングは、次のような結果だった。

1 談春は、なぜ『妾馬』と『粗忽の使者』を組み合わせるのか・・・・・・。 (2013.11/29)
2 「小南への道」ー落語芸術協会のメルマガより。 (2017.2/3)
3 落語芸術協会、鈴本との離別から三十年・・・・・・。 (2013.3/5)
4 新宿末広亭 一月下席 昼の部(仲入り後)&夜の部 1月30日 (2017.1/31)
5 『擬宝珠』—柳家喬太郎による古典掘り起こしの成果の一つ。 (2014.1/18)
6 松鶴に土下座させた、笑福亭小松という落語家のこと。 (2014.8/4)
7 NHK「超入門!落語 THE MOVIE」、10月19日よりレギュラー放送開始。 (2016.9/30)
8 NHK「超入門!落語THE MOVIE」、高座のみの放送を望む! (2017.1/5)
9 成田屋のこと。 (2013.2/4)
10 命日に、“キザな小円遊”という虚像を思う—『談志楽屋噺』より。 (2013.10/5)

 今年の記事は、なんと3本のみ。
 後は、2016年が1、2014年が2、2013年が4となっており、古い記事へのアクセスが多い。

 談春が、いわゆるツク噺をすることについて四年前に書いた記事がトップ。
 この二席を演じることが、今でも多いということだろうか。

 2位は、落語芸術協会のメルマガに連載されている、桂小南治のコラムに関する最初の記事。メルマガ三月上席号の記事も良かったなぁ。

 3位の記事も、最近よく読まれているようだ。鈴本と芸協との決別は昭和59年。ヨリが戻りそうな気配は、残念ながらありそうにない。

 次に、一月の末広亭の記事。

 『擬宝珠』に関する記事は、喬太郎のこの噺がテレビで放送されてから、しばらくアクセスが急増していた。

 6位の笑福亭小松の記事は、いまだにアクセスが減らないものの一つ。

 7位、8位にNHK「超入門! 落語THE MOVIE」の記事が入った。
 関心の高い番組であることを、先日の横浜にぎわい座・のげシャーレでも、再認識した。仲入りで、近くに座っていた二人連れの女性が、あの番組が終了したことを嘆いていらっしゃった。「楽しみにしてたのに」「そうよ、もうやらないのかしら」というようなやりとり。

 そういう方々のため(?)に、4月からEテレでは、全11本に新たに特集2本加え、短い解説も加えた「超入門! 落語THE MOVIE E」が始まることをNHKのサイトからご案内。
NHKサイトの同番組ページ
2016年度10月から総合テレビで放送し、ご好評をいただいた「超入門!落語THE MOVIE」に“E”(江戸=EDOのEと学ぶ=EducationのE)の要素を付け加え、より落語や江戸の文化の理解を深められるようにしたEテレバージョンを制作します。
名付けて、「超入門!落語THE MOVIE E」。
レギュラーで放送した11本に、特集2本を加え、計13本がEテレに登場。さらに、本編を見て、ちょっと気になった江戸の言葉・習慣について、本編後に2分の解説コーナーが加わります。本編に脇役で登場した俳優が役のまま登場し、ナレーションと共に解説を行います。お楽しみに!
 とのこと!
 そういう企画があるからなのか、サイトにある高座動画は、今週末3月4日に総合テレビで再放送される二席だけになっている。
 いいじゃないの、全回の動画載せておけば、と思うのは私だけか・・・・・・。
 Eテレの特集2本が、少し気になる。


 さて、ランキングのことに戻ろう。
 9位の成田屋の記事へのアクセスは、海老蔵一家の話題がメディアに出る度に増えるようだ。

 過去の記事の中で異常なロングセラー(?)が、小円遊に関する10位の記事。


 さて、次の日曜5日は、啓蟄だ。
 そろそろ、土の下から虫だちが這い出てくる季節。
 いろいろと世間も慌ただしくなりそうだ。

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by kogotokoubei | 2017-03-01 21:36 | アクセスランキング | Comments(0)
 今日三月一日は、旧暦二月四日。
 
 元禄十六年(西暦1703年)のこの日、赤穂義士四十六人が切腹した。

 先日行った落語会で、三遊亭時松が一席目に柳家喬太郎作『白日の約束』を演じた。
 この噺は、今ではホワイトデーという実に迷惑な日(?)となっている三月十四日が、浅野内匠頭の命日(元禄十四年)であるということがネタの骨子になっているのだが、もちろん本来は旧暦三月十四日なので、ホワイトデーとはまったく重ならない。

 忠臣蔵としてあまりにも知れ渡っている事件に関しては、吉良邸討ち入りの十二月十四日に義士たちが眠る泉岳寺などで「義士祭」があるが、命日の行事はあまり聞かない。

 そう思って少し検索したところ、故郷の赤穂の大石神社で、先月二月四日に「御命日祭」が行われたというニュースが見つかった。

 神戸新聞から引用。

神戸新聞の該当記事

2017/2/5 05:30神戸新聞NEXT
赤穂義士しのび御命日祭 大根炊き振る舞う

 討ち入りを果たした赤穂義士が切腹してから314年目の命日に当たる4日、兵庫県赤穂市上仮屋の大石神社で「御命日祭」が行われた。神社総代ら約20人が参列して47本の大ろうそくに火をともし、参拝客に厄よけの大根炊きが振る舞われた。

 同神社で1912(大正元)年の創建時から続く伝統行事だが、かつては、義士が吉良邸に討ち入った12月14日に比べ、切腹した2月4日は知名度が低かった。行事を盛り上げようと、2005年から大根炊きの振る舞いや大ろうそくの点火を始めたところ、近年、参拝客が増えてきたという。

 この日、午前10時から拝殿で神事があり、参列者が大ろうそくに火をつけた。参拝者も次々と訪れ、手を合わせて義士の遺徳をしのびつつ、温かい大根炊きを笑顔で味わった。

 毎年訪れるという市内の女性(75)は「赤穂が有名になったのも義士のおかげ。命日ももっと有名になってほしい」と話していた。(古根川淳也)

 “切腹した2月4日は知名度が低かった。行事を盛り上げようと、2005年から大根炊きの振る舞いや大ろうそくの点火を始めたところ、近年、参拝客が増えてきた”、とあるが、参列者は、約20名とのこと・・・・・・。

 思い出したが、先月放送されたNHK「鶴瓶の家族に乾杯」で、鶴瓶が武井咲と一緒にこの神社を訪ねていたなぁ。
 武井咲は、あの番組では実に可愛かったのだが、土曜時代劇「忠臣蔵の恋ー四十八人目の忠臣ー」で礒貝十郎左衛門の恋人きよ(後の月光院)の役は、彼女にとって少し荷が重すぎた。

 討ち入りの日のみならず、主君の暴挙(?)でお家断絶となり、命を懸けて討ち入りを挙行した四十六人の命日が話題になることは、悪いことではないだろう。

 しかし、どうしてもこういう記念日については、新暦に置き換える現代日本の風習に馴染めない。

 ちなみに、浅野長矩の命日旧暦三月十四日は、今年は新暦なら四月十日。
 辞世、「風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」は、その時期にこそ相応しい。

 再来週の新暦三月十四日は、“春の名残り”ではなく、せいぜい“春めく”頃、であろう。
 来週8日は、旧暦二月最初の午の日、いわゆる初午。
 だから、先日志ん吉で聴いた『明烏』が、まさに旬の噺と言える。

 
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by kogotokoubei | 2017-03-01 12:36 | 今日は何の日 | Comments(0)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛