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落語芸術協会が、来年4月、仙台に定席寄席を開場!

 落語芸術協会が、仙台に寄席を開場するらしい。

 毎日新聞から引用。
毎日新聞の該当記事

「とにかく笑って…」仙台に常設寄席「花座」開場へ
毎日新聞2017年8月28日 10時28分(最終更新 8月28日 22時33分)

桂歌丸さんが名誉館長 月10日間の興行

 演芸にもっと広く親しんでもらおうと、仙台市青葉区の中心街に来年4月、常設の寄席「花座」が開場することが決まった。東京の落語芸術協会(芸協)が月10日間の興行を主催し、桂歌丸会長(81)が名誉館長に就任する予定。東日本大震災から6年余り。芸協仙台事務所長、白津守康さん(55)は「皆さんにとにかく笑っていただきたい」と思いを込める。

仙台には、明治から大正にかけて「笑福亭」など複数の寄席があり、にぎわっていたという記録が残る。

 花座の予定地は、百貨店「仙台三越」のすぐ近く、飲食店などがひしめく国分町と一番町四丁目買物公園の間にある繁華街の一角。白津さんの会社が所有する建物を改築する。客席は40ほどで、情緒ある和風の外観にするという。

 イベント会社を経営する白津さんは、震災前の2010年6月から芸協主催で「魅知国(みちのく)仙台寄席」をスタート。映画館を借り月1回の興行を、震災時も休まず続けてきた。来月で92回を数えるが、「月1回では見たくても見られない人がいる。文化を根付かせたい」との思いから自前の演芸場開設を模索してきた。

 花座では毎月1~5日と21~25日の計10日間、落語や色物の公演を開催。芸協所属の真打ち落語家のほか、東北弁落語の六華亭遊花さん、漫才コンビのストロングスタイルら地元で活躍する芸人も出演する。寄席以外の日は貸し小屋として運用する予定。

 10月から、大阪の寄席「天満天神繁昌亭」の例にならい、小屋の外観を飾るちょうちんの名入れで改築費用を募るという。白津さんは「東北人は今も懸命に頑張っている。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなんです」と期待をかける。【濱田元子】

 実に結構なことだ。

 「笑うから幸せなんです」という言葉、なかなか味がある。

 
 独立行政法人の日本芸術文化振興会のサイトに、本年度の「文化芸術振興費補助金」による助成対象活動のリストが掲載されている。
日本芸術文化振興会サイトの該当ページ

 東京の落語の二団体への補助金は、次のようになっている。

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 これまでもそうだが、落語芸術協会は、この助成金を都内の定席のみならず、北海道、東北、名古屋の落語会のために活用している。

 そういった活動の延長線上に、今回の寄席開場があったのではなかろうか。

 このリストを見て疑問なのは、公益社団法人であり、都内定席のみならず地域の落語会も開催している落語芸術協会への補助金が44,551,000円で、一般社団法人で都内の定席のみを補助金対象としている落語協会に、2000万円以上多い65,000,000円が補助されていることだ。

 この数字を見ると、いつも多くの「?」が浮ぶ。

 所属落語家の数が落語協会の方が多いからか・・・・・・。
 そもそも、この補助金は、どう使われているのか・・・・・・。
 「年間活動支援」と「公共事業支援」の違いは・・・・・・。

 この問題は何度か書いているので、これ位にするが、どうしても腑に落ちないなぁ。


 ともかく、落語芸術協会による仙台「花座」開場で、ここ数年笑いを忘れた人々が、笑って幸せになることを期待したい。

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Commented by tatehan at 2017-08-31 13:40
数年前の「公益法人法」の改正とかで、それまでの社団(財団)法人が「公益社(財)団法人」と「一般社(財)団法人」とに区別された影響もあるかと想像します。皆様ご承知でしょうけれど、前者がそれまでの公益法人と同様に税制上の優遇措置を与えられるのに対して、後者は公益団体としては優遇措置が少なく、一般企業とあまり変わらない扱いでメリットは低いとのこと。
その点に鑑みて芸術協会(芸協)の方が落語協会(落協)に先駆けていち早く「公益社団法人格」を取得したということかと想像します。当局は同種の「公益法人格」は単一にしか与えないそうで、同法人格取得の許認可においては芸協の方が先発組に入ったということでしょうか??上方落語協会については知りませんが、ただ落協の方は後発に一般社団法人格を取得しながらも、落語界における組織の規模や影響力、政治力により、或いはそんな落協の立場を当局側で“忖度”したためか、公益活動としては芸協と同格に扱っているのが見受けられるように思いました。
仙台や名古屋(大須演芸場)でも細やかながら常時、演芸が観られるのは素晴らしいことと思いますが、顔付や集客も含めて何とか寄席運営の難しさを乗り切って、末永く継続して戴きたいと思います。その点、神田連雀亭などでも継続の大変なことは感じられますが…??
Commented by kogotokoubei at 2017-08-31 14:25
>tatehanさんへ

コメントありがとうございます。
公益社団法人と一般社団法人との違いなどは、昨年4月に記事にいたしました。
http://kogotokoub.exblog.jp/d2016-04-04/

本来は、認可基準が難しい分、公益社団法人は助成金を得やすく、寄附も無税になるなどのメリットがあるはずなのに、この結果なのが、腑に落ちないのです。

補助金の元は税金です。
もし、支出明細が提出されているのなら、ぜひ落語協会がこの6500万円をどう使っているのか知りたいものです。
まさか、あのとんでもないホームページにも使われているのなら、驚きですね^^

いろんな地域で落語と親しむ機会が増えることは、素直に喜びたいです。
仙台「花座」の運営は難しさもあるでしょうが、それこそ補助金も活かして、長続きすることを期待しています。
Commented by ほめ・く at 2017-09-01 17:17 x
上記の補助金の表でもっと不思議なのは「有限会社スタス」への11,165,000円もの支出です。芸協の4分の1ですから大きな金額です。
この会社スタスは、元SKDの4人がつくった会社のようで、彼女たちの芸名の頭文字「STAS」から名付けたとあります。SKDのレビューの火を消すなということで年間3回の公演を行っているようですが、伝統芸能でもないし公益性もないし、謎ですね。
浪曲では「日本浪曲協会」ではなく、大阪の「浪曲親友協会」のみが助成の対象になっています。
何か政治力の様なものが働いているのでしょうか。
Commented by kogotokoubei at 2017-09-02 10:57
>ほめ・くさんへ

元SKDですか・・・・・・。
まだ、浪曲の方が補助するに価するかもしれませんね。
それにしても、大阪だけなんだ。
この補助金の内容、調べればいろいろ疑問が出そうです。
落語の二団体に関しては、今後も調べてみるつもりです。
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by kogotokoubei | 2017-08-31 12:36 | 寄席 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛