噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

一之輔の『藪入り』ー「超入門!落語THE MOVIE」特番を5月2日に放送。

 こんなニュースを目にした。CINRA.NETというサイトの記事。
CINRA.NETの該当記事

ピエール瀧らが春風亭一之輔の落語にアテブリ NHK『落語 THE MOVIE』特番
2017/04/14 21:06

落語番組『超入門!落語 THE MOVIE スペシャル(仮)』が5月2日にNHK総合で放送される。

同番組は、昨年10月からレギュラー番組として放送された『超入門!落語 THE MOVIE』の特別版。『超入門!落語 THE MOVIE』では落語を映像化し、噺家の語りにあわせて役者の口が動く「アテブリ芝居」によって、落語を初心者にも親しみやすい作品に仕立て上げる。

特番では親子の情愛を描いた演目『藪入り』を放送。噺家として春風亭一之輔が出演し、リップシンクを駆使した「アテブリ芝居」にはピエール瀧、鈴木保奈美、鈴木福が登場する。
 NHKの番組サイトでは、まだ案内されていないように思う。

 一之輔は、「プロフェッショナル 仕事の流儀」について記事を書いたが。年間350日、900席という高座をこなしながら、この番組への出演も少なくない。
 いわば、凖レギュラー的存在。とにかく、仕事を断らないのだろう。

 ピエール瀧は、私は林家しん平監督の「落語物語」で初めて知った役者さんだが、あの噺家の今戸家小六役は悪くなかった。
 テレビで観た感想は以前記事にしている。
2012年4月30日のブログ

 『藪入り』という噺は、二年前の大学の同期会での宴会の余興で演じて、ややすべった経験がある。
 素人が宴席で酔った客の前で披露するには、マクラを含めて少し長すぎた。

 奉公先から久しぶりに帰って来る我が子と両親との物語だが、今ではなくなった奉公という風習やネズミ退治のことなどをマクラで仕込む必要がある。

 前夜眠れず我が子を待ちわびる両親の様子や、子供が帰ってからの勘違いによる一騒動など、意外に難しいネタだと思う。

 一之輔のこの噺は初めて聴く。
 ちなみに、真打昇進披露興行では、二度(鈴本三日目、国立六日目)演じている。

       (一之輔の真打昇進披露興行におけるネタ一覧)
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 一之輔が、この番組用に、どんな端折り方をするのかは、興味深い。

 また、ピエール瀧、鈴木保奈美、鈴木福といった出演者のアテブリ演技も、楽しみ。

 子供の日を直前に控えた、好企画ではないだろうか。

p.s.
他のネットメディア(ORICON NEWS)などによると、放送は、5月2日(火)午後10:00~10:25とのこと。
ORICON NEWSの該当記事

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Commented by at 2017-04-19 06:48 x
一之輔は子供がうまいという定評があり、その典型が『初天神』。
独特のアングルからの子供像が描出されています。
アテブリ芝居も配役が面白いですね。
『あまちゃん』で寿司屋の大将を演じたピエール氏が子供に食べさせたいご馳走を並べ立ててニコニコ待ち受けるところから、例の発見で鬼の形相に変化するところをどう演じるか。
保奈美の母と福の息子もよい配役です。
特に保奈美さんは最近見ていなかったので、どんな美しいミドルになっているか、注目です。

Commented by kogotokoubei at 2017-04-19 08:50
>福さんへ

NHKの大賞も『初天神』でしたね。
「Good Job!」のクスグリは、一之輔ならでは^^
ピエール瀧は「とと姉ちゃん」でも仕出し屋の二代目を演じていましたが、大工さんを含め職人役がニンと思われているのでしょう。
Eテレでは過去の放送が中心での、「二番煎じ」と言わざるを得ず、早く新シリーズを期待しています。
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by kogotokoubei | 2017-04-16 17:25 | テレビの落語 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛