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今年のNHK新人落語大賞は、24日開催で29日放送らしい。


 今年のNHK新人落語大賞も、まったく知らぬ間に予選が行われ、五人の出場者が決まったようだ。
 NHKのサイトに、出場者を含めて案内が載っている。
NHKサイトの該当ページ

 サイトから、そのまま引用する。だから、新人お笑い大賞のことも含んでいる。

日時
【NHK新人お笑い大賞】平成28年10月23日(日)
開場:午後3時15分  開演:午後3時45分  終演予定:午後5時20分
【NHK新人落語大賞】 平成28年10月24日(月)
開場:午後5時45分  開演:午後6時15分  終演予定:午後8時

会場
NHKみんなの広場 ふれあいホール (東京都渋谷区神南2-2-1)

出演予定
【NHK新人お笑い大賞】
[出演]アインシュタイン、アキナ、勝又:、
スーパーニュウニュウ、だーりんず、大自然、トット、ラフレクラン(50音順)
[司会]フットボールアワー、三輪秀香アナウンサー

【NHK新人落語大賞】
[出演]桂 三度、桂 雀太、春風亭 昇々、春風亭 ぴっかり☆、柳亭 小痴楽 (50音順)
[司会]林家たい平、雨宮萌果アナウンサー

 また、今年も、司会はたい平か。毎年替えたらどうかと思わないでもない。

 放送日の案内。

放送予定
【NHK新人お笑い大賞】
平成28年10月23日(日)
午後4時~5時18分【総合】(生放送)
【NHK新人落語大賞】
平成28年10月29日(土)
午後4時~5時13分【総合】

 出場者の桂三度、桂雀太、春風亭昇々、春風亭ぴっかり☆、柳亭小痴楽の中で、テレビも含めて未見なのは、初出場の雀太。

 昇々と小痴楽は昨年に続く出場。三度は2014年(朝也が優勝)に続き二度目、ぴっかり☆は2012年(宮治が優勝)に続き二度目の出場。

 昨年は、桂佐ん吉の『愛宕山』に、小痴楽の『真田小僧』は及ばなかったが、私の採点は同点だった。
 過去4年、録画した内容を見た感想や自分なりの採点を書いた記事は次の通り。ご興味のある方はご覧のほどを。
2015年11月1日のブログ
2014年11月3日のブログ
2013年10月20日のブログ
2012年11月4日のブログ

 現在のように、漫才と落語を分けて実施する形式になってからの優勝者は、このようになっている。
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        西             東
1994年                桂平治(→桂文治)
1995年                柳家三太楼(→三遊亭遊雀)
1996年                古今亭志ん次(→志ん馬)
1997年  桂宗助
1998年                柳家喬太郎
1999年  桂都んぼ(→米紫)
2000年                林家彦いち
2001年  桂三若
2002年                古今亭菊之丞
2003年                古今亭菊朗(菊志ん)
2004年  桂かい枝
2005年                立川志ら乃
2006年  笑福亭風喬
2007年  桂よね吉
2008年                三遊亭王楽
2009年                古今亭菊六(→文菊)
2010年                春風亭一之輔
2011年  桂まん我
2012年                桂宮治
2013年                鈴々舎馬るこ
2014年                春風亭朝也
2015年  桂佐ん吉
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 今年は東京での開催。
 昨年が、関西での開催で上方の佐ん吉が優勝。
 今年、地の利は、東京の三人にあるだろう。

 この三人のうち二人は、落語芸術協会の“成金”メンバーで、昨年はこの二人に加え、鯉八が出場した。よって、昨年は落語協会からは一人も出場できなかった。
 その落語協会から、紅一点のぴっかり☆が予選を突破したが、前回のネタ『反対俥』は、ややその奮闘ぶりが空回りした印象がある。優勝はそう簡単ではないように思うが、女としての強みが生きるような高座なら、可能性はないとは言えない。
 昇々は、昨年の『湯屋番』では辛口の感想を書いたが、一年間の成長がどれほどあったかを、楽しみにしている。イケメンだけではなく、実力が発揮できるかどうか・・・・・・。
 何と言っても、小痴楽が今年も出場してくれたのが、嬉しい。どんなネタで勝負するのか、楽しみだ。
 
 上方の二人。三度は、前回は噺家の高座とは思えない内容。冒頭に「おじゃまします」だったからねぇ。どこまで、お笑いピン芸人のおしゃべりから脱し、落語を演じることができるかを確認したい。

 雀太は、雀三郎の弟子。果たしてどんな噺家さんなのか、初めて聴く楽しみがある。
 
 聴いたことのない雀太がいるので、優勝予想は、しない。

 しかし、小痴楽には期待している。

 問題は審査員の顔ぶれだ。
 いろんな人がいるからね。

 また、録画を見て感想なりを書くつもり。

 秋を感じる、そんな年中行事になってきた。


Commented by at 2016-10-05 06:51 x
菊六(現文菊)が「豊竹屋」でとったとき、自分ではないと感じていながら(?)、敢えてバンザイポーズをとって盛り上げたのがきん歌(現鬼丸)です。
その後、矢張り伸びましたね。
今回選ばれた者には、集客力を持つ人気者になる素材というような共通項があるようです。
Commented by kogotokoubei at 2016-10-05 12:55
>福さんへ

きん歌のバンザイ、憶えてます。
ここ数年でもっとも印象深かったのは、菊六が王楽に敗れた時の悔しそうな表情。

人気者になる共通項・・・ですか。
東京の三名については、そう思います。
上方の二人は、さてどうなのでしょう。
放送を見て考えます。
Commented at 2016-10-07 02:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kogotokoubei at 2016-10-07 12:45
>鍵コメさんへ

ご連絡ありがとうございます。
しかし、すでに予定が入っており・・・残念です。
Commented at 2016-10-07 22:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kogotokoubei at 2016-10-08 08:39
>鍵コメさんへ

貴重な情報ありがとうございます。
ぜひ、そのうちにうかがいたいと思います。
新しい分野への挑戦も、期待しています。
Commented by 後藤69 at 2016-10-30 07:59 x
今回は てっきり 小痴楽かと思いました
まさかの展開で 
これぞ 採点システムの「妙」ですね 

雀太は いつもながらの 重さ・・で
傑出した印象はなかったです

受賞は意外でした
Commented by kogotokoubei at 2016-10-31 08:56
>後藤69さんへ

コメントありがとうございます。

ようやく昨夜、録画を観たのですが、まったく納得のできない審査結果でした。
途中まで記事を書いたのですが昨夜は完了せず、掲載は、今しばらくお待ちください。
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by kogotokoubei | 2016-10-04 12:42 | テレビの落語 | Trackback | Comments(8)

あっちに行ったりこっちに来たり、いろんなことを書きなぐっております。


by 小言幸兵衛