噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

落語協会、平成29年秋にも三名が真打昇進。


 落語協会は、来年春の五人のみならず、秋にも三人が真打に昇進するらしい。

 ホームページの案内を引用する。
落語協会ホームページの該当記事

2016年08月21日
平成29年 秋 真打昇進決定

平成29年 秋(9月下席より)

桂三木男(馬生門下)、柳亭こみち(燕路門下)、古今亭志ん八(志ん橋門下)

以上、3名が真打に昇進することが決定致しました

 実に、無駄を省いた内容(もちろん、皮肉^^)。
 昇進者のプロフィールページへのリンクもない。
 
 訪問者の便宜などはまったく考慮しないダメなサイトの見本である状況は、変わらない。

 5月の記事で紹介したが、あらためて来年“春”の五人は次の通り。
2016年5月9日のブログ

------------平成29年春の真打昇進者-------------------------
林家ひろ木
 2002(平成14)年林家木久扇に入門、2005(平成17)年11月二ツ目昇進
春風亭朝也 
 2002(平成14)年05月春風亭一朝に入門、2005(平成17)年11月二ツ目昇進
柳家ろべえ 
 2003(平成15)年02月柳家喜多八に入門、2006(平成18)年05月二ツ目昇進 
三遊亭時松
 2003(平成15)年04月三遊亭金時に入門、2006(平成18)年05月二ツ目昇進
鈴々舎馬るこ 
 2003(平成15)年05月鈴々舎馬風に入門、2006(平成18)年05月二ツ目昇進
--------------------------------------------------------------
  
 来年“秋”の昇進者三人は、見事に香盤順で、次のような履歴になっている。
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桂三木男 
 2003(平成15)年金原亭馬生に入門、2006(平成18)年11月二ツ目昇進
柳亭こみち
 2003(平成15)年柳亭燕路に入門、2006(平成18)年11月二ツ目昇進
古今亭志ん八
 2003(平成15)年古今亭志ん五に入門、2006(平成18)年11月二ツ目昇進
 *志ん五没後、志ん橋門下
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 春の昇進者のうちの三人(ろべい、時松、馬るこ)とは二ツ目昇進と同じ半年遅れでの真打昇進ということになる。

 ちなみに、この後に、こういう人たちが続く。

古今亭駒次
 2003(平成15)年3月古今亭志ん駒に入門、2007(平成19)年2月二ツ目昇進
柳家さん若
 2003(平成15)年柳家さん喬に入門、2007(平成19)年2月二ツ目昇進
柳家花ん謝
 2003(平成15)年柳家花緑に入門、2007(平成19)年2月二ツ目昇進
林家たこ平
 2003(平成15)年11月林家こぶ平に入門、2007(平成19)年5月二ツ目昇進
古今亭ちよりん
 2003(平成15)年古今亭菊千代に入門、2007(平成19))年5月二ツ目昇進

 ここまでが、平成19年の二ツ目昇進者。

 5月の記事で、来年春が十人ではなく五人になったのは、二ツ目昇進時期でキリが悪いからか、と書いた。
 そういう面もあったと思う。五人に続く同時期の二ツ目昇進者が三人で、その後の駒次、さん若、花ん謝の、これまた三人が同時二ツ目昇進者。
 その三人とたこ平、ちよりんとは二ツ目昇進時期が三ヵ月しか違わない。

 再来年は、結構昇進者の決定は難しいだろう、などど思っていた。
 まさか、来年秋に、2006年11月の二ツ目昇進者の三人を先に真打昇進させるとは、予測しなかったなぁ。
 甘かった^^

 三人昇進は、たぶんに最近の落語芸術協会を模倣したように思う。

 各定席十日間の披露目に三人全員が出演し、トリのみ順番で務めるという芸協の方式は、なかなか結構な趣向だ。
 落語協会の三人昇進も、同じような興行になるなら、駆けつけようとする動機づけにもなる。

 これで、再来年の昇進者も見えてきた。

 平成30(2018)年の春は、駒次、さん若、花ん謝、たこ平、ちよりんの5人で決まりなのだろう。
 香盤順では彼等の後に続く四人は、二ツ目昇進時期に一年近い差があるのだ。

柳家わざび
 2003(平成15)年11月柳家さん生に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進
柳家喬の字
 2004(平成16)年柳亭さん喬に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進
初音家左吉
 2004(平成16)年6月柳亭初音家左橋に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進
柳家ほたる
 2004(平成16)年6月柳家権太楼に入門、2008(平成20)年3月二ツ目昇進

 この後には同じ2008年の11月に二ツ目になった、三遊亭たん丈、春風亭一左、三遊亭歌太郎、柳亭市楽の四人が続く。

 だから、平成31(2019)年の昇進者が、どうなるか・・・・・・。

 四人や八人での昇進は、披露目の番組が組みにくい。

 あっ、そうか!
 また、春と秋で、五人と三人での昇進にするのか。

 でも、どこで5:3、あるいは3:5に分けるんだろう・・・・・・。

 ともかく、三年後の昇進方式への伏線ともなりそうな、来秋の昇進情報である。
 もちろん、そんな先のことは、どうなるか分からないけどね。


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Commented by at 2016-08-26 06:56 x
こみちは白鳥作『女性版明烏』を聴いていいなと思いました。
きっぱりした口調で語るのが魅力です。
Commented by kogotokoubei at 2016-08-26 08:59
>福さんへ

私自身は、こみちとは、あまり相性が良い方ではないのですが、女流の中では実力者であることは認めます。
しかし、“女流の中では”という前置きが、まだ必要な気もします。
あの師匠ですので、妙な方向には進まないでしょう。
数年後の成長を確認したいと思っています。
Commented by ぱたぱた at 2016-08-27 08:43 x
来年秋の真打昇進者のうち、落語のうまい下手は別にして志ん八は出てきただけで面白い雰囲気をもっていると見受けます。こみちは、以前研精会で聴いた締め込みが歯切れがよかったです。
三木男は1回、彩の国芸術劇場で聴いただけですが、全く印象に残っていないです。
私は三木男より寧ろ駒次の方が真打ち昇進者にふさわしいと思っています。
Commented by kogotokoubei at 2016-08-27 10:40
>ぱたぱたさんへ

志ん八の昇進、天国で志ん五師匠も喜んでいらっしゃるでしょう。

抜擢昇進があるなら、駒次だけは該当するかなぁと思っていましたが、今の落語協会ではありえないですね。

ここ数年、昇進の厳しさを、落語芸術協会の方に感じます。
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by kogotokoubei | 2016-08-24 12:45 | 真打 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛