噺の話

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『笑点』メンバー、新幹線でのマナー違反。

 このブログを開設しているエキサイトのニュースに、週刊ポストの記事が掲載されていた。

 青山繁晴が、新幹線の中で、とんでもないマナー違反の乗客に出会ったことが、彼のブログに書かれており、その内容を元にした記事。引用する。
エキサイト・ニュースの該当記事
『笑点』メンバーSとT「新幹線で女と大騒ぎ」を認め謝罪
NEWSポストセブン 2016年2月29日 07時00分 (2016年2月29日 10時33分 更新)

 <お二人の振る舞いは、人のこと、周りのことを考えている気配は、カケラもありませんでしたね。いったい、誰に支えられての成功でしょうか>

 この怒りの文言は、民間シンクタンク・独立総合研究所社長の青山繁晴氏(63)が2月21日に自身のブログに書き込んだものだ。その矛先は、今年5月に50周年を迎える日本テレビの看板番組『笑点』に出演する人気落語家2人に向けられていた。

「著名人のマナー」と題されたブログ記事で青山氏は、2月20日夜、名古屋駅から東京へ向かう新幹線に乗車した際、マナーの悪い乗客に遭遇したことを明かした。同じく名古屋駅から乗車した男性2人、女性2人の4人組は、青山氏と通路を挟んだ反対側で座席を回転させて4人向かい合わせで座り、大声で宴会を始めたという。

〈周りが吃驚(びっくり)するくらいの大声で、何かの宴会ゲームのようなことに興じるわ、騒ぎに騒いでいます〉

 翌日、同行していたスタッフと前日の騒がしい乗客について話題になると、青山氏はこう告げられた。

〈あれはテレビの『笑点』に出てる有名な落語家さんですよ。SさんとTさんです、男性二人は〉

『笑点』を見ない青山氏は2人が落語家と気付かなかったようだ。青山氏は長寿番組の出演者は視聴者に支えられていることを忘れてはならないと指摘した上で、2人の関係者へ向けてブログをこう締めくくった。

〈万一、お読みになれば、ご当人たちにお伝えください。もうほんの少し謙虚になっていただけませんか、と〉

 改めて青山氏にコメントを求めるも、秘書から「お断わりします」との返事。SとTとは誰なのか。

『笑点』に出演する落語家8人の2月20日の予定を調べると、愛知県の常滑市民文化会館で春風亭昇太(56)と林家たい平(51)が「特選花形落語会 春風亭昇太・林家たい平 二人会」を開いていた。しかも、「二人会」は14時開演の約2時間の公演なので、帰路につく時間帯もブログの記述と重なる。2人に話を聞いた。

「少し騒がしかったかもしれない。青山さんをはじめ同乗のお客様に対する配慮が足りなかった。今後は舞台人として恥ずかしくないよう努めてまいります」(春風亭昇太)

「この度は不快な思いをさせてしまいましたこと、申し訳ございません。自分を律して、姿勢を正して参る所存でございます。今回、青山様、ご不快な思いをされた方々にこのような形でお詫びをさせていただく機会を作っていただいた週刊ポスト様にもお礼申し上げます」(林家たい平)

 と、2人とも潔く認めたが、今回は「座布団一枚!」とはいかなそうだ。
※週刊ポスト2016年3月11日号
 
 彼らは、本当に反省しているのだろうか。
 昇太の「少し騒がしかったかもしれない。」という言葉には、あまり潔さを感じない。

 これ、青山繁晴がブログに書かなきゃ、表沙汰にならなかっただろう。
 
 『笑点』メンバーは、やはり勘違いしていると思う。

 全国区の人気者、と思っているのだろうが、だからこそ、襟を正さなければならないのではないか。

 昇太、たい平の高座を聴かなくなって久しいが、『笑点』も見なくなった。

 マクラで、どうしても、あの番組のネタを離れることができないような高座には、興味がどんどん薄らいでいくのだ。

 50年を機に、やめる、という決断はできないだろうが、番組としての改善があっても良いのではなかろうか。

 いまだに、大喜利を落語と勘違いしている人がいるが、それはあの番組の影響だろう。それだけ視聴者がいるのだから、落語界への貢献も考えて欲しいものだ。

 色物ばかりではなく、短くてもいいので落語の高座を大喜利の前に入れて、大喜利は時間を短くするなども一つの方法ではないかと思う。

 偉大なマンネリ、という評価もあるだろうが、人気に胡座をかいていては、芸がすさんでいくばかりだ。


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Commented by saheizi-inokori at 2016-03-01 08:58
その改革案は却下されるでしょうね。
世界観が違う人たちです。
その次の報道番組をみるために早めにこのチャンネルで見てしまうことがありますが、惨憺たるものですね。
Commented by kogotokoubei at 2016-03-01 12:22
>佐平次さんへ

そうでしょうね。
たしかに、世界観の違う人たちなのでしょう。
困ったものです。
Commented by 山茶花 at 2016-03-02 12:49 x
「笑点」、最近見ていません。生前の母が談志、前武時代と圓楽時代に見ていた様です。

人気番組だった「枝雀寄席」の大喜利司会者雀松さんが「『笑点』では、放送作家が考えた答えを何度もリハーサルをして、お客さんも笑う練習をしているんですよ。我々はぶっつけ本番。答えが出なくて苦しんでいる噺家を見るのが面白いでしょ」と張り扇を持って言われていました。

関西地区での「笑点」は、視聴率が低いそうです。「笑点」で、落語=大喜利 と勘違いしている人も多いんだそうです。

笑点は見ていませんが、「日本の話芸」で江戸落語家の方達は拝見しています。関西地区でも志の輔さん、談春さんや談笑さん他立川流は人気でチケットが取れません。笑点メンバーで関西地区で独演会をして、チケットが取れない人はいるでしょうか?
Commented by kogotokoubei at 2016-03-02 14:10
>山茶花さんへ

2月のアクセス数トップの記事で紹介した談志の本、次のように書かれています。

“その頃はメンバー全員『笑点』の問題を一所懸命考えてきたもんだ。答えを持ち寄りアドリブはいっさい無しで、全部演出、その基は作家とメンバーが創り、それを割りふった。それでもいい。あの番組に基本はウィットにあったので、こんなときはこういうことを言おう、というWIT(ウィット)、それを許すユーモアにナンセンスを加えた番組だった”

 問題も答えも含め、シナリオだった、ということです。
 
 談志はブラックユーモアが認められなくなって司会を降りました。
 その後、前武、三波の頃までは、司会者の力量でなんとか質を保っていたかと思いますが、円楽になって以降、楽屋ネタが増え、問題も答えもレベルがずいぶん落ちましたねぇ。

 関西で、笑点メンバーでチケットをたくさん売れる人って誰でしょうねぇ。昇太は、古典にも独自の工夫をしたり、彼の『時そば』は上方版で二人登場します
 私は、昇太、たい平の二人には、早くあの番組を退いて欲しい。二人とも、各協会の役員ですよ。自分のことより、所属する協会のことを考えることに時間と労力を使ってもらいたいものです。
 そういう姿勢があれば、とても、新幹線で女の子と宴会ゲームをして周囲に迷惑をかけることなどないはずです。
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by kogotokoubei | 2016-02-29 20:23 | 幸兵衛の独り言 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛