噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

NHK新人落語大賞を予想する。

 以前紹介したように、今年のNHK新人落語大賞は、26日に開催され、31日に放送予定。
2015年9月24日のブログ
 詳しくは下記のNHKのサイトでご確認のほどを。
NHKサイトの該当ページ

 出場する五人のプロフィールについて9月24日のブログで紹介したが、あらためてかいつまんでご紹介。(50音順)


桂佐ん吉
2001年 (平成13)年 9月 桂吉朝に入門

春風亭昇々
2007(平成19)年4月 春風亭昇太に入門
2011(平成23)年4月 二ツ目昇進

笑福亭べ瓶
2002(平成14)年5月 笑福松亭鶴瓶に入門

瀧川鯉八
2006(平成18)年8月 瀧川鯉昇に入門
2010(平成22)年8月 二ツ目昇進

柳亭小痴楽 
2005(平成17)年 初高座(当時の桂平治門下)
2008(平成20)年 五代目柳亭痴楽門下
2009(平成21)年 柳亭楽輔門下
11月 二ツ目昇進

 入門の年で2001年から2007年の、6年の幅がある。
 上方の二人が、芸歴は長い。
 べ瓶と鯉八は二度目の出場。

 佐ん吉とべ瓶は生で聴いていない。
 べ瓶は昨年のこの大会の放送で聴いているだけ。

 東京の三人の中では、小痴楽を優勝候補の筆頭とすることに迷いはない。

 しかし、ここでよ~く考えなければならないのは、過去の歴史だ。

 落語と漫才を分けて表彰するようになった年からの、優勝者は次の通り。

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        西             東
1994年                桂平治(→桂文治)
1995年                柳家三太楼(→三遊亭遊雀)
1996年                古今亭志ん次(→志ん馬)
1997年  桂宗助
1998年                柳家喬太郎
1999年  桂都んぼ(→米紫)
2000年                林家彦いち
2001年  桂三若
2002年                古今亭菊之丞
2003年                古今亭菊朗(菊志ん)
2004年  桂かい枝
2005年                立川志ら乃
2006年  笑福亭風喬
2007年  桂よね吉
2008年                三遊亭王楽
2009年                古今亭菊六(→文菊)
2010年                春風亭一之輔
2011年  桂まん我
2012年                桂宮治
2013年                鈴々舎馬るこ
2014年                春風亭朝也
-------------------------------------------------------------

 ご覧のように、東京が三連勝している。

 おまけに、今回の開催は関西。


 桂佐ん吉のプロフィールを天満天神繁昌亭サイトにある「上方落語家名鑑」より再確認。
「上方落語家名鑑」佐ん吉のページ

1.芸名/桂佐ん吉(かつらさんきち)
2.本名/黒田 周作
3.生年月日/1983年 (昭和58)年 12月23日
4.出身地/大阪市
5.血液型/A型
6.入門年月日/2001年 (平成13年) 9月「桂吉朝」
7.出囃子/
8.紋/三つ柏
9.趣味/野球、けん玉
10.ホームページ/
11.所属/米朝事務所
12.その他/大阪府立東住吉高校芸能文化科卒
平成26年なにわ芸術祭新人奨励賞、平成23年文化庁芸術祭賞新人賞受賞、平成24年第2回繁昌亭ドリームジャンボコンテスト小枝杯8Rチャンピオン、平成23年第1回繁昌亭ドリームジャンボコンテスト小枝杯3Rチャンピオン
主な会は「ビバ☆佐ん吉」「鉄瓶・佐ん吉落語LIVE」「同級生。」
「get's待っツ動楽亭」
ひとこと:フレッシュさでがんばっていきたいところなんですが、前頭部がだんだん薄くなって、フレッシュでなくなってきました。そんなこと気にせず、元気よくやっていきたいと思っております。

 聴いたことのない佐ん吉なのだが、吉朝門下で、上記のような過去の受賞歴もある。

 いろいろ悩ましいが、こう予想する。

 小痴楽と佐ん吉の一騎打ちとなり、佐ん吉が優勝。

 佐ん吉は、かつての規定から考えると最後のチャンスではないかと察する。
 小痴楽には、まだチャンスがある。

 もちろん、はずれるかもしれない。
 しかし、はずれるなら、小痴楽の優勝であって欲しいし、十分にその実力もある。

 さぁ、結果と放送が楽しみだ。

 
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Commented by at 2015-10-22 06:50 x
お上げになった過去の優勝者を見ると、落協が多いんですね。

改めて今回は落協からの進出者がいないことに驚いてしまいます。
いい二ツ目さん、いるんだけどなァ。

Commented by kogotokoubei at 2015-10-22 08:20
>福さんへ

落語協会からの本選出場者がいないことは、以前の記事でも書きましたが、二つの協会の若手を支援する姿勢が極端に違うことが大きく影響していると思います。
言い換えると、落語協会には、ホームページに露呈しているように、積極的に協会員を支援する姿勢が見受けられません。
いまだに、会長の画像が現れるので、最近はできるだけホームページを見ないようにしています。
ホームページはセンスも悪いし、了見も悪い。
また、業者さんに丸投げではサイトが改善されるはずもない。
協会の個々の幹部の考え方、組織としてのまとまり、事務局の熱意、などのすべてに問題があるように私には思えます。

来年は、小辰や一蔵あたりが本選に進出することを是非期待したいのですが、さて、どうなりますやら。
「期待されている」とか「応援してくれている」という思いが強い動機づけになり、本人も稽古に励めるわけで、落語芸術協会にはそういった熱いものを感じることができるのですが、片方からは何も伝わりません。
若手で幹部になった人たちに奮起してもらいたいものです。
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by kogotokoubei | 2015-10-21 18:50 | テレビの落語 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛