三遊亭歌之介が、屋久島に避難している方に落語を披露。
2015年 07月 03日
鹿児島テレビ(KTS)のサイトからご紹介。
鹿児島テレビのサイトの該当記事
三遊亭歌之介さんが口永良部島住民に落語上演
2015年07月02日
屋久島で避難生活を送る口永良部島の住民に、県出身の落語家、三遊亭歌之介さんが、「笑い」をプレゼントしました。
新岳が噴火した5月29日に屋久島にいたという三遊亭歌之介さんは、先月15日から県内を中心にチャリティ独演会を行っています。
2日は避難生活が続く口永良部島の住民たちを元気づけようと、屋久島で落語を上演しました。
チャリティ独演会では、これまでにおよそ260万円の義援金が集まっていて、歌之介さんは住民に車を贈りたいとしています。
さすが歌之介。
実は、今回のことをきっかけにネットで調べたら、歌之介は、3.11の後、二年間にわたり、寄席と独演会の出演料を義捐金として寄付しているようだ。
ホームページの案内が、まだ残っているのでご紹介。
三遊亭歌之介ホームページの該当ページ
わたくし三遊亭歌之介は寄席と独演会の出演料を2年間、全額被災地域の義援金として寄付させていただきます。
石川遼くんは目標2億円ですが、こちらは○○億円目標です(笑)
そこで、落語ファンの皆様にお願いがあります。
沢山の義援金を送りたいと思っていますので、「寄席に来て下さい!」
寄席の出演料は入場者数によって変わってきます。
沢山のお客様がわたくしの寄席に来ていただくと、沢山の義援金が寄付できるのです。
そして、独演会を主催していただく皆様にお願いがあります。
沢山の義援金を送りたいと思っていますので、「独演会を主催してください!」
とくに九州での独演会は大歓迎です。
落語ファンの皆様や独演会主催者の皆様と一緒に、被災地域への支援ができれば大変嬉しいことと思っております。
この機会に周りのご友人をお誘い合わせの上、ぜひ寄席にご来場くださいませ。
*出演料は一切頂戴いたしません。
交通費と宿泊費の実費のみ主催者様にご負担願います。
このページに、東北でチャリティ落語会を開催すること、軽井沢と屋久島の別荘も無料で解放すると記載されている。
義捐金がいくら位になったのかは知らないが、口永良部島のための義捐金が260万なので、3.11の時は、もっと多かったのだろう。
噴火の時、彼は屋久島の別荘にいたのだろうなぁ。
歌之介の他にも、3.11以降、多くの噺家さんがチャリティ活動をしてきたと思う。
しかし、寄席、独演会の出演料を二年間に渡って寄付、というのは特筆ものだろう。
今回の口永良部島噴火に関するチャリティも、実に立派だと思う。
浅草演芸ホールの今月下席の夜の部、歌之介は主任のようだ。
出演料を寄付するかどうかは知らないが、こういう噺家さんは、つい応援したくなるなぁ。
できれば、なんとか浅草に駆けつけたいものだ。