噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

FIFAの闇は、暴かれるか・・・・・・。


 FIFA会長を再選されたのを大いに疑問に思っていたが、汚職疑惑捜査の手は、やはりブラッター会長にまで延びそうだ。朝日から引用。
朝日新聞の該当記事
FIFA汚職、ブラッター会長側近が関与か 米紙報じる
ワシントン=中井大助2015年6月2日18時10分

 国際サッカー連盟(FIFA)をめぐる汚職事件で、米紙ニューヨーク・タイムズは1日、捜査関係者の話として、賄賂となった送金にFIFAのジェローム・バルク事務総長が関与していた疑いがあると報じた。バルク氏は、FIFAのブラッター会長の側近で、同紙は「これまで知られていたより、ブラッター氏と金銭の流れが近づいた」と位置づけている。
 問題となっているのは、2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)をめぐる1千万ドルの資金。米司法省によると、当初は南アの関係者が誘致の見返りとしてFIFA幹部に支払うと伝えていたが、政府による支出が困難になったため、FIFAの南ア向け資金が横流しされたという。起訴状では「FIFA幹部が送金した」と書かれているが、同紙によると、この幹部がバルク氏だったという。ただ、起訴状でもFIFA幹部が「賄賂になると認識していた」という記載はなく、バルク氏の名前も特定されていない。

 FIFAは1日、「バルク事務総長や他の幹部は一連の事件に関与していない」との声明を発表した。(ワシントン=中井大助)

 ブラッター会長再選には日本も賛成した。
 その背景には、やはり“カネ”があったことを、日刊ゲンダイの記事からご紹介。
日刊ゲンダイの該当記事
ブラッター氏FIFA会長5選 日本が“体制刷新”訴えない理由
2015年5月31日

バラマキ政治の勝利ということか。

 現職副会長などの汚職事件に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は29日、総会(スイス)を開き会長選挙を実施。5選を目指す現職のブラッター会長(79)と、ヨルダンのアリ・フセイン王子(39=現副会長)の一騎打ちは、1回目の投票でブラッター氏133票、アリ王子73票。両候補とも全体の3分の2の票を獲得できず、過半数の得票で当選が決まる2度目の投票に持ち越されたが、アリ王子が辞退し、ブラッター現会長が勝利した。

 日本は、アジア連盟と一緒にブラッターを支持した。
 その背景には、‘バラマキ’による恩恵がある。
 ブラッター会長は、自らの提案によって実現した助成金制度でアフリカ諸国のサッカー連盟の施設などを建設。アフリカのサッカー関係者は、ブラッター会長にベッタリで、今回の選挙でも、FIFA加盟209協会のうち、54の加盟国を持つアフリカ連盟はブラッター支持を早々と表明していた。

 この助成金により日本も09年にJFAメディカルセンター(福島)を開設。バラマキの恩恵を受けた。スポーツライターの工藤健策氏は、「さらにFIFAとのパイプの問題もある」といってこう続ける。
「ブラッター氏は02年W杯日韓大会を成功させ、クラブW杯日本開催などにも尽力。日本のサッカー普及などに寄与したとの理由で09年に日本政府から勲章(旭日大綬章)を授与された。日本のサッカー協会と親日家でもあるブラッター会長は蜜月であり、しかも日本にとってはFIFAで頼る人物は彼しかいない。田嶋(幸三)副会長が先月、FIFAの理事になったが、サッカー三流国の理事では発言力も知れている。今回の巨額汚職事件は、欧州連盟などで反発が強く、体制刷新を求める声が少なくなかったのに日本協会は経緯を見守るだけだった。それは、ブラッター会長が汚職に関与しているかどうかという問題より、日本にとって現体制を存続させる方がメリットがあるという判断だったのでしょう」

 とはいえ、ブラッター会長がこの先4年の任期を全うできると思っている関係者は皆無だろう。

 ブラッター会長に勲章をあげていたのは、この記事を読むまで知らなかった。

 
 さて、ブラッター会長は、逃げのびることができるのだろうか。

 昨年、ブラジル大会に、NHKが巨額の放映権費用を支払っていることについて、記事を書いた。
2014年6月30日のブログ
 
 日本が支払ったブラジル大会の放映権料は実に400億円。その前の南アフリカ大会の250億円から一気に60%も高騰した。総額で2000億円の放映権の、なんと二割を日本が支払った勘定になる。
 ちなみに、ブラジル大会は、放映権料と商標権などによるFIFAへの収入総額が5000億円とも言われる。

 FIFAにとってワールドカップを「金のなる木」とする構造は、日本が‘ドーハの悲劇’で出場を逃したアメリカ大会から始まった。

 巨額マネーが動くサッカー・ワールドカップだが、その収入がどう使われているかは、伏魔殿となっており詳細は明かされていない。
 
 ブラッターは、身内にとっては、FIFAという本来は非営利団体を巨大な集金マシーンにした功労者なのだろう。その結果が、この会長再選だ。

 しかし、FIFAのバブル体質は、サッカー・ワールドカップというスポーツを‘金まみれ’にさせてきたとも言える。

 開催地決定を巡る闇の動きのみならず、勝つために使われる審判の買収疑惑も、指摘される。
 今になってイタリアでは、2002年の日韓ワールドカップにおける韓国・イタリア戦の‘疑惑の判定’が、蒸し返されている。
 あれは、どう見ても、韓国側に有利な判定が続いた試合だったが、13年も前の大会における審判への買収疑惑が指摘される背景には、あまりに巨額かつ不透明なワールドカップマネーの実態があるからだろう。

 ヨーロッパの人気リーグにおける選手争奪戦は激しく、所属クラブへの移籍金や巨額の複数年契約金なども目に付く。

 ワールドカップを含め、世界的にバブルなサッカー界、という印象。

 バブリーな状態を変えるにはどうするか・・・・・・。

 いっそ、給与形態を変えてはどうだろうか。

 サッカーだけに、選手の給料も‘週給’にでも変更したら、改善されるかもしれない(^^)
 この地口は、PK失敗、のようなものかな。失礼しました・・・・・・。
 

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Commented by saheizi-inokori at 2015-06-02 22:38
野球界、相撲界、○○界、、どこにも金額の桁数は違うけれど似たような噺はあるのじゃないかな。根拠はないけれど、そんな感じがします。
Commented by kogotokoubei at 2015-06-03 08:45
>佐平次さんへ

テニスを最後まで見ていたので、寝不足です・・・・・・・。
ツォンガが、最終セットで、精神的に切れずにサーブとフォアが切れました。残念ですが、錦織には、まだまだ未来があります。ベスト8でも大変なこと。当たり前、と思う人が多すぎる。そんなに世界は甘くない。

さて、この件。
結局、上に立つと利権を得る。その権力者にすり寄ることで、お裾分けにあずかれる。反対する者は、遠ざけられる。そうやって政治が行われるうちに、「誰のため?」とか「何のため?」という本質から、遠く離れていくのでしょうね。
水か清すぎても魚は棲まないかもしれませんが、ごみ、汚泥やメタンガスにまみれていては、生きていけないでしょう。
FIFAのバブル体質が、少しは改善されることを祈ります。
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by kogotokoubei | 2015-06-02 21:29 | 幸兵衛の独り言 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛