噺の話

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落語研究会「桂米朝追悼特番」を見て。

 昨日深夜(今朝早朝?)放送された米朝特番の録画を見たところだ。

 なぜか、出演した落語研究会がいつだっかを、アナウンサーも京須氏も説明しなかったなぁ。

 この映像は、昨年発売されたDVDの内容と同じはず。

 TBSishopという通販のページに、昨年発売された17席のリストがあるので引用。
 
TBSishpの該当ページ


芸を極める米朝落語の真髄、いよいよ落語研究会から登場!
卒寿記念の8枚組DVD-BOX!
1971年から2002年までの全17席を収録しています。

<収録演目>
Disc1:「どうらんの幸助」('71)「算段の平兵衛」('72)
Disc2:「軒づけ」('73)「たちぎれ線香」('75)
Disc3:「一文笛」('79)「天狗裁き」('80)「京の茶漬」('84)
Disc4:「壺算」('84)「住吉駕籠」('85)
Disc5:「らくだ」('86)「不動坊」('87)
Disc6:「千両みかん」('87)「質屋蔵」('88)
Disc7:「たちぎれ線香」('89)「はてなの茶碗」('90)
Disc8:「三枚起請」('91)「厄払い」('02)

 最初の「厄払い」が2002年、1972年正月番組の「しわいや」を挟んで二席目「京の茶漬け」が1984年の研究会ということだろう。

 大正14年(1925)年のお生まれなので、「厄払い」は、77歳。冒頭、研究会への出演は久し振り、十年ぶりほどと説明していた。
 「京の茶漬け」は、59歳の時。一席目と比べれば、ずいぶんお若いが、テレビの46歳の映像の若々しさには、当り前だが、かなわない。

 「厄払い」で、新米の厄払いが、鍋焼きうどん屋の売り声を真似た、「な~べや~くはらい」で、うどんの注文が入る場面が、なんとも可笑しい。

 「京の茶漬け」では、この言葉と対のように言われると説明する高松の“あつかん”のマクラなんて、実に勉強になる。
 大阪の男と京都の女のバトル、これは、やはり見る落語だね。
 
 生で聴いた「京の茶漬け」で印象深いのは、2012年9月8日「ざま昼席落語会」における桂文三の高座。
2012年9月8日のブログ
 しかし、この日の会では、文三のもう一席「はてなの茶碗」が、それ以上に素晴らしかった。
 この噺も米朝十八番。
 五代目文枝門下にも、米朝の噺がしっかり伝わっている。
 その一門の総領弟子当代文枝が、七月に「抜け雀」に挑むようだ。古典への挑戦は、歓迎したい。その背景には、米朝の「古典を演じてはどうか」、という言葉があったようだ。

 没後二ヵ月が過ぎた今、あらためて米朝の大きさを感じる。


 
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by kogotokoubei | 2015-05-23 12:45 | テレビの落語 | Comments(0)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛