噺の話

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ポール・マッカートニー来日で思い出す、いろいろなこと。

 昨年は公演をキャンセルしてしまったポール・マッカートニーが、来日公演中である。
 
 幅広いビートルズ・ファンの方、なかでも昨年無念の涙をのんだ人にとっては、待望の来日だろう。

 私自身は、過去の思い出に浸りたいほうなので、かつて好きだったミュージシャンが、その後何十年か経ってから来日してもライブに駆けつけないのだが、それは、人それぞれである。
 落語家なら、年齢を重ねて熟練した味わいが出るかもしれないけどね。

 もちろん、その惚れ方にもよるわけで、そこにいるだけで、同じ空気を吸っているだけで幸せ、という人もいらっしゃるだろう。
 そういう意味では、ジョン・フォガティの来日公演なら、行くかもしれないなぁ。

 自慢じゃないが(自慢かな^^)、学生時代に、ボズ・スキャッグス、イーグルス、ビリー・ジョエル、の‘初’来日公演に行った。
 初来日ではないが、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(NGDB)やドノバン、アルバート・ハモンドなどのライブも思い出深い。
 中学時代から好きだったCCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)が、高校時代(1972年)に来日した。北海道の田舎から、よほど行こうかと思ったが、諸般の事情で断念した。しかし、ファンクラブに入っていたので、プログラムは入手している。宝物だ。

 ビートルズの絶頂期は、団塊の世代である姉や兄の時代だった。私は、中学時代からアメリカン・ロック、なかでもCCRやNGDBなどのカントリーの味わいのあるロックが好きで、その流れからイーグルズはファーストアルバムから同時代で聴いていた。ジャクソン・ブラウンも好みだったし、イーグルスのメンバーの前歴でもあるバッファロー・スプリング・フィールドやポコなども好きな部類だったなぁ。高校時代は、ジャズにも少し目覚め、クリフォード・ブラウンを中心に聴いたものだ。

 それでも、ビートルズやメンバーで、私の忘れられない思い出はある。
 まず、高校の授業を抜け出して見た映画「レット・イット・ビー」だ。同時上映が「いちご白書」だった。いわゆる名画座で、1970年の封切りから一年位後で観たように思う。
 「レット・イット・ビー」を見ながら、なんとオノ・ヨーコは嫌な奴だろうと思ったものだ^^
 「いちご白書」は、バフィー・セント・メリーの主題歌「サークル・ゲーム」が、しばらく耳に残った。「いちご白書よもう一度」がヒットした時、あの主題歌の方が流行って欲しいと思ったものだ。

 ビートルズ解散後の思い出は、映画を観たのと同じような時期だっただろう、ポールとジョンのソロアルバムで友人たちと激論したこと。
 1971年5月に発売されたポールとリンダの「Ram」と、ジョンが前年末に出した「ジョンの魂」と、どちらが良いか、というバトルだった。
 「マザー」を含む「ジョンの魂」が、はるかに上と主張する多数派を相手に、「Rsm」派の私は対抗(?)した。
 アルバム全体の総合力では、私は今でも「Ram」が上だと思っている。

 もちろん好みなので、争う必要はないのだが、解散してしばらくは、ポール派、ジョン派は、結構明確に分かれていたように思う。

 「Ram」は、セールス的には成功したが、専門家においても、その評価が極端に分かれたような記憶がある。
 
 私は、ビートルズ解散後の、ポールの悩みや葛藤が反映したようにも思われる下記の曲、それぞれになんとも言えない魅力を感じたものだ。

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(1)Too Many People トゥ・メニー・ピープル
(2)3 Legs 三本足
(3)Ram On ラム・オン
(4)Dear Boy ディア・ボーイ
(5)Uncle Albert/Admiral Halsey アンクル・アルバート~ハルセイ提督
(6)Smile Away スマイル・アウェイ
(7)Heart Of The Country 故郷のこころ
(8)Monkberry Moon Delight モンクベリー・ムーン・デライト
(9)Eat At Home 出ておいでよ、お嬢さん
(10)Long Haired Lady ロング・ヘアード・レディー
(11)Ram On アム・オン
(12)The Back Seat Of My Car バック・シート

 とにかく、一曲目で驚かせてくれた。この曲はジョンへの批判が込められていると言われたものだが、私は好きだ。
 そして、アメリカではシングルカットされた五曲目の、なんとも凝ったつくり。
 シャウトする八曲目も印象的。前の曲とは好対照な組合せ。
 とにかく、アルバムとして、これほどスリリングなものはない、と当時は思ったものだ。
 もちろん、CCRは別格としてね^^

 「ジョンの魂」が好評価であったこともあり、ポールは、いろいろ悩んでいた時期だと思うが、私はこのアルバムを今でも好んでいる。

 しかし、同じ年に発売されたジョンの「イマジン」も、もちろん好き。あれは、歴史的なアルバムである。
 
 ポールはウイングスになってから、あまり聴かなくなった。それは、いわばウイングスというバンドの曲調が確立され、驚きが少なくなったからのように思う。売りを狙った曲が増え、アルバムとしての魅力が薄れたことも、離れた一因だと思う。
 
 とにかく、その頃はアメリカのロックばかり聴くようになっていたなぁ。

 なんとも懐かしいことを書いてしまった。
 ポールの来日で、こんなノスタルジックな思いをしてしまったのも、年のせいかなぁ。

 きっと、私に限らず多くの方が、ポールの来日で、若かりし日々の音楽遍歴の思い出を懐かしんでいるのではなかろうか。
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Commented by 喜洛庵上々 at 2015-04-25 11:28 x
こちらの方が画面が大きく使えていて読みやすい感じですね^^
Commented by kogotokoubei at 2015-04-25 19:07
>喜洛庵上々さんへ

FC2におけるテンプレートのことをエキサイトではデザインスキンと言うのですが、種類はFC2に比べて少ないです。
ただし、オリジナルで作れそうなので、挑戦するつもりです。
まだ、使い方を勉強している最中です。
FC2、ブログとしては結構優れものでしたが・・・・・・。
Commented by ハゲ at 2015-05-04 12:19 x
お前は何が言いたいんだ
Commented by kogotokoubei at 2015-05-04 14:45
>ハゲさんへ

初めまして。
記事に書いた通り、ポールの来日で、昔のことを思い出し、好きだったアルバム「Ram」のことなどを書いた次第です。
何を言いたい、とお聞きいただいても、特に何かを主張するということではなく、ノスタルジーに浸っていた、ということに近いでしょう。
脈絡のない文章で失礼をしたかもしれませが、どうかご了承ください。
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by kogotokoubei | 2015-04-23 21:30 | 幸兵衛の独り言 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛