噺の話

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神田連雀亭周辺の老舗について。

先週土曜日の昼は、神田連雀亭での二ツ目さん達の落語も楽しみだったが、旧連雀町にある、池波正太郎も愛した老舗を訪ねることも目的だった。

 先日の記事では、私のガラケーの解像度の悪い、かつピントが合っていない写真でご勘弁願ったが、これらの老舗は、本やネットで数多く取り上げられているので、ぜひ、より相応しい情報でご確認いただきたい。

 まず、「千代田区観光協会」のサイトに、‘まちブログ「神田・神保町・秋葉原」周辺’という記事があるのだが、「旧連雀町老舗名店街の師走の賑わい」という記事をご参照いただきたい。「千代田区観光協会」サイトの該当記事

 冒頭の文章を引用。

江戸時代初期に成立した連雀町の一部が空き地や武家地となったが
維新後の明治時代になって町家として復活した。
復活した旧連雀町は東京随一の繁華街・須田町と万世橋駅を背景に栄え
現在は老舗有名料理店が軒を並べる神田では最も有名な町の一つとなっている。

旧連雀町地域は、だいたいではあるが
淡路町交差点、須田町交差点、昌平橋を結んだ三角地帯である。
現代の地図、住所表示では須田町一丁目、淡路町二丁目の一部。
千代田区神田の町会名で言うと「須田町一丁目北部町会」となる。

この町は人気があり、一年中人が行き来していて賑やかだが
これからの押し詰まった師走の時期は特に人気が高まり大勢の人たちが
この町の料理店を目指してやってくる。


 この後、 「いせ源」「やぶ蕎麦」「神田まつや」「ぼたん」「竹むら」の五軒の老舗が、鮮明な写真とともに紹介されている。
 そして、次の言葉で締められている。

この五軒の木造建築は、眺めるだけでも楽しめる。
店を囲む四季折々の趣向を凝らした花々や植木や小物。
店を彩る行燈、看板、暖簾などなど見る人の気持を和めてくれる。

万世橋と昌平橋をつなぐレンガの鉄道高架は明治時代の美しさと
頑固なまでに質実剛健な雰囲気を漂わせ散歩の道としても楽しめる。

他にも有名な店がたくさんあるので紹介しよう。
近江屋洋菓子店、志乃多寿司、割烹ばんだい、松栄亭、ホテルじゅらく
ショパン、下久呉服店など古くからの地元の人たちのお店である。

師走、正月も賑やかで観光地的な雰囲気も楽しめる旧連雀町
靖国通りの北側の須田町の老舗名店が居並ぶ町にお出かけください。


 土曜日に私が行ったショパンも出てきたね。

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(私のガラケーで撮った写真)

 好みがあるが、私はショパンの珈琲の味は好きだ。喫煙可能なのも嬉しい。

 酒飲みの私は、つい辛党好みのお店紹介になりそうなので、あえて、甘党の方のために、竹むらについて補足的にご紹介。
 フードビジネスサービス、という飲食業界のリクルート関連企業のサイトに、竹むらの特集ページを発見した。
「フードビジネスサービス」サイトの該当ページ
  連雀町については、その言葉の由来を含め次のように説明されている。

昭和ノスタルジーにひたる散歩道

甘味処 竹むらがある神田須田町は、かつては神田連雀町と言われた一帯で、大正・昭和初期に建てられた木造建築が残っており、古き良き東京の面影を今もとどめています。

連雀町という名前は、商人が品物を背負うための用具「連尺」が由来といわれており、連尺造りの職人が多く住んでいたそうです。その後、「連雀」という字があてられて定着しました。関東大震災後、区画整理がなされ、連雀町は須田町と淡路町に改称されました。
かつて連雀町には、万世橋駅(中央本線)と複数の市電の発着駅があったため、寄席や旅館が多く大変な繁華街だったそうです。作家 池波正太郎氏もこの辺りの散歩がお気に入りだったようで、小説やコラムに度々登場します。


 池波正太郎のことについては、店主の堀田さんが次のようにも語っている。

鬼平犯科帳に登場する[しる粉屋]は竹むらさんをモデルにしたのでは、とも言われていますね。

「まあ、時代背景が違いますから・・・笑。池波先生はよくいらっしゃいましたよ。近所のまつやさんでお蕎麦と軽くお銚子1本くらいやってからこちらにお見えになりました。窓際の席にお座りになってあわぜんざいを召し上り、揚げまんじゅうを手土産にお持ちになって山の上ホテルで原稿を書くというのが先生のスタイルだったようですね。 」


 揚げまんじゅうの作り方の詳細が紹介されている^^

 池波に限らず、また連雀町に限らず、さまざまな作家にちなんだ町やお店を訪ねるサイトとしては、「東京紅団」が楽しい。
「東京紅団」のサイト
 「池波正太郎と神田・連雀町を歩く」のページをご覧のほどを。
 残念ながら、『千両蜜柑』の青物(水菓子)問屋のモデルともなり、池波正太郎がホットケーキを愛した万惣は、閉店したんだね。

 他の店が健在なうちに、連雀亭に行きがてら、老舗を訪ねたいと思っている。

 ご覧いただいている落語愛好家の皆さんも、ぜひ!
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Commented by 喜洛庵上々 at 2014-11-12 10:14 x
古い町並み、江戸情緒がいつまでも残って欲しいですね。
随分以前ですが日本橋亭に向かう道すがらでしたか鈴本への途中でしたか虚覚えですが、万惣のシャッターが閉まっているのを見て、堪らなく寂しくなったのを思い出します。

お伺いを一つ。
昨夜、鈴本の志ん輔・扇遊の会で志ん輔師が黄金餅口演中「連尺を背負って・・・」と演っていたのですが、私の記事中で貴blogのこのページのurlを貼っても宜しいでしょうか?
ちょうどよいタイミングでしたので、もしお許しいただければと思いますが。

Commented by 小言幸兵衛 at 2014-11-12 10:22 x
昨夜、鈴本の二人会行かれたんですね。
志ん輔のブログで、思いついた、とか書いていたのは「連尺」のことだったのかなぁ。
もちろん、リンクしていただいて結構です。
万惣、行きそびれました。
デパートのお店には行く気がしなかったのですが、今思うと行くんだったかな。
昭和は遠くなりにけり、ですね。

Commented by 喜洛庵上々 at 2014-11-12 10:31 x
素早くお返事いただき、ありがとうございます。
では早速に・・・

Commented by 小言幸兵衛 at 2014-11-12 15:13 x
拝見しました。
志ん輔のブログで、演出で思い付いた、というのはこのことかもしれませんね。

そのブログには、毎日のように「連雀亭」の文字が登場しますね。
顔づけ考えるのも大変なのでしょう。
‘連尺’だけに、結構大きな荷物を「背負い込んだ」とも言えるかな^^

Commented by 喜洛庵上々 at 2014-11-12 17:51 x
ハハハ、これは一本とられました^^

Commented by 小言幸兵衛 at 2014-11-13 08:40 x
いえいえ、一本、まで行きません。わざあり、もないなぁ。
せいぜい、有効、くらいでしょうか。

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by kogotokoubei | 2014-11-11 12:10 | 幸兵衛の独り言 | Comments(6)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛