小学館は、今後落語とどう付き合っていくのだろうか・・・・・・。
2013年 11月 01日
日頃より「落語の蔵」をご利用いただき、ありがとうございます。
「落語の蔵」は、落語音源専門の配信サイトとして、2007年の開店以来、
たくさんの落語ファンの皆さまに支えられてまいりましたが、
2014年1月をもちまして、閉店とさせていただきます。
7年間にわたってご愛顧いただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
なお、新規会員登録は2014年1月14日まで、
音源購入(決済)は同年1月24日まで可能です。
購入された音源のダウンロード可能期間は今まで同様、1週間です。
1月24日を過ぎますと、購入も試聴もできなくなります。
「人形町らくだ亭」「浜松町かもめ亭」収録音源につきましては、
他所のサイトで発売する予定は今のところございませんので、
この機会に、是非お買い求めください。
「落語の蔵」には、過去の名人や芸達者の音源も多いので、三代目金馬など何席か購入したことがある。行けなかった「らくだ亭」や「かもめ亭」の音源も買ったことがある。
私は今年の三田落語会で生で聴くことができたのでダウンロードしていないが、昨年6月の「人形町らくだ亭」における露の新治『大丸屋騒動』も買うことができる。興味のある方にはお奨めしたい。私も、閉店前に買おうと思っている。
「落語の蔵」サイトの露の新治『大丸屋騒動』のページ
小学館は、「落語会主催」→「音源の販売」、というビジネスの相乗効果を考えて「落語の蔵」を開設したと思うが、このサイトを閉めるということは、果たして落語会の方も今後どうなるのか、怪しい。
「人形町らくだ亭」や「浜松町かもめ亭」には行ったこもあるし、今後も出演者が好みで都合が合うなら行こうと思っていた。落語会の方だけは、残るのだろうか。
何度か指摘しているが、「らくだ亭」のサイトに未だに終了した10月の会の案内が残っていて、12月17日の会の案内が掲載されていない。「らくだ亭」サイト
「かもめ亭」のサイトも、“今後のラインナップ”として、すでに終了した10月15日の会が残っている。「かもめ亭」サイト
サイト管理の観点からはあまりにもだらしない状態も、こういう状況が背景にあるのかもしれない。あくまで邪推だが。
小学館は、かつて雑誌「サライ」でも何度か落語を取り上げていた。古い話で恐縮だが、2007年12月6日号は「落語入門」という特集があって、私もレビューを書いた。(ニックネームは、このブログのベテラン読者の方はお分かりのはず)
「サライ」2007年12月6日号
「サライ」の落語関係特集号がある号は、たぶん全冊買っている。しかし、最近は“らくご”の“らの字”も見なくなったなぁ。
また、「昭和の名人」シリーズを発売していたのも小学館だ。創刊号についてブログを書いた。ただし、この時は、すでに所有している音源のため、やや冷めた調子の内容になった。
2009年1月10日のブログ
さて、雑誌で一時は盛んに落語を取り上げたり、シリーズとして音源を発売していた小学館は、「落語の蔵」閉店を含め、今後は落語から離れていていくのか否か。
サイト運営のだらしなさを思うと、らくだ亭もかもめ亭も、そう長くはないかもしれない。
今日届いたメールで、そんな印象を持った。もし私の思いは杞憂で、小学館が今後も落語会開催を継続するのなら、ぜひ、更新のほとんど少ないサイトで何らかの新たなメッセージを発信することで、私のような落語ファンを安心させてもらいたいものだ。
三田落語会の大丸屋もitunesストアで買えますよ!
こちらは「狼講釈」とセットで900円ポッキリです!
https://itunes.apple.com/jp/album/san-tian-luo-yu-hui-korezo/id687642116
情報ありがとうございます。
それにしても、小学館と文化放送のサイト、“らくだ”は歩みを止め、“かもめ”も飛ばないままですねぇ。
これらのサイト管理者は仕事してません。
今年は、落語会や寄席でよ~くお見かけしました。あの方は、遠くからでもすぐ分かりますからね^^
もう更新しない、ということは、やはり「らくだ亭」も「かもめ亭」も継続しない、ということですか。
残念ですねぇ。