噺の話

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蕎麦は、越後の「へぎ」に限る!

珍しく、食べ物を主役の記事。夏休み特別企画として、お許しのほどを。

 連れ合いの越後の実家で二人(?)の犬と盆暮れを過ごすのが、ここ数年の慣例となっている。

 私自身も過去に七年間越後で暮らしたことがあるが、最初に「へぎそば」を食べた時の感動は今も忘れない。

 北海道で高校までを過ごしたが、旨い蕎麦を食べた記憶がない。加えて、学生時代を関西で過ごしたので、蕎麦よりうどんが好きになっていたのだが、「へぎ」を食べてから、まったく蕎麦の印象が変わった。

 今日、一時間待ちも厭わずに行ってきた、“へぎの故郷”ともいえる小千谷(おじや)の老舗「角屋」のサイトから「へぎそば」とは何かをご紹介。
小千谷「角屋」のサイト

へぎそば

食通と呼ばれる方々にも是非おすすめしたい本物の味わい。
小千谷のへぎそばは良質なそば粉をふんだんに使い、つなぎに布海苔(ふのり)を使って打ち上げます。 打ち方にも独自の工夫がこらしてあり、その腰の強さと歯ざわりの良さ は広く知られています。

”へぎ”は当地方独特の呼び名であり、その意味は剥板を表しています。 即ち、檜材を薄く剥いで折敷(おしき)を作り、その角盆の中に 一口そばを三十個程並べたものがへぎそばです。

へぎそばは別名を”手 振りそば”と云い、ゆであがったそばを振りながら取り上げたところからこ の名がつきました。このそばの一丸めを”一手振り”と云い、この二つのそばの名称は現在、 登録商標されています。 雪国越後が生んだ素朴な味わい、”小千谷そば”を末永くご愛顧下さいます ようお願い申し上げます。



 角屋の創業は明治二十二年というから、古今亭志ん生の生まれる前年のこと。
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 これが三人前(二千百円)。三人でいただきました。
 
 
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 つなぎの布海苔が効いているのだろう、しっかりした腰と、なんとも言えないツルツル感は、あえて言えば信州蕎麦のパサパサ感と好対照ではなかろうか。もちろん、好みではあるが、私は間違いなく「へぎ」派である。
 ほかにも小千谷や十日町を発祥とするお店は多い。その中でこの角屋は、たれが程よい薄味で蕎麦の味を引き立たせるし、量もたくさん食べられることになる。


こちらが、八百円の天ぷら。
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 南瓜も茄子も結構。気負いのない家庭料理風なのだが、もちろん素人にはできない旨さ。

 関東に戻ると、蕎麦よりも、うどん、あるいはラーメン党になるが、越後の「へぎ」だけは別格である。
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Commented by 佐平次 at 2013-08-16 09:47 x
夕べ、だだちゃ豆をつまみながら幸兵衛さんも今頃はウマイ枝豆で一杯やってるんだろうと話してました。
ヘギ蕎麦、私は終わらない止まらないで困ります。

Commented by 小言幸兵衛 at 2013-08-16 10:24 x
もちろん越後の枝豆、梨茄子の漬物で地酒を楽しんでいます^^
今夜も鈴本ですね!
こちらは、ミミーとユウのために妙高のペンションへこれから移動です。

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by kogotokoubei | 2013-08-15 15:53 | 幸兵衛の独り言 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛