噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

子供落語家達の素晴らしい夏休みの行動に拍手!

残暑きびしい中、さわやかなニュースに巡り合ったので四国新聞のサイトからご紹介。
四国新聞のサイトの該当記事

被災地に笑い届ける/三豊の中学生落語家
2012/08/31 09:44

 香川県三豊市三野町の子ども落語家、日向家(ひなたや)ひかるさん(14)=本名・見目日和=が8月中旬、大阪などの落語仲間の子どもたちと東日本大震災の被災地・宮城県を訪れ、落語を上演した。大人とはひと味違った子どもならではの魅力あふれるしゃべりを繰り広げ、仮設住宅で暮らすなど今なお、不自由な生活を余儀なくされている被災地の住民に笑いを届けた。

 日向家さんは小学4年時にNHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」で、主役が演じる女性落語家に憧れ、落語講座の門をたたいた。現在は三野津中学校2年生。昨年、宮崎県であった子ども落語の全国大会では優秀賞に輝いている。

 被災地訪問は、日向家さんの家族でつくる「みとよGENKIプロジェクト」(見目幹子代表)が「被災者に元気になってもらえたら」と企画。約1年前、それぞれが地元でチャリティー寄席などの活動を行っている他県の子ども落語家に参加を呼び掛けるなどして、準備を進めてきた。

 今回、被災地を訪れたのは日向家さんをはじめ、大阪や兵庫、兄弟で活躍する愛知の子ども落語家5人と、その保護者の計10人。一行は17日に宮城県入りし、18日は仙台市、19日は石巻市の仮設住宅や現地のまつりなどに参加して各日2回、落語を披露した。

 18日昼は、約30世帯が暮らす仙台市若林区のみなし仮設住宅の一グループ「若松会」の集会所開所記念行事として口演。日向家さんらメンバーの軽妙な語りが住民の笑顔を誘ったという。この日、メンバーはうどんの炊き出しも行った。

 初の東北訪問だったという日向家さんは「まだがれきの山がたくさんあり、想像以上に復興は進んでいなかった」と肩を落としながらも、今回の上演については「みんな笑ってくれていたので、少しでも元気が届けられて良かった」と話した。



 日向家ひかるさんや他の子供落語家たちに、拍手である!

 彼や彼女たちが届けた笑いは、貴重だと思う。そして、彼らが自ら見てきた被害の様子や復興が進まない状況を友達に伝えることも、これまた重要なことだ。

 私が彼らの学校の先生なら、特別表彰してあげるのだがなぁ。

 「ちりとてちん」は、今月NHK BSで総集編が再放送されて、ついついまた見たのだが、ひかるさんがあの番組を見て女流落語家を目指しているのなら、将来楽しみである。

 福井小浜から大阪を目指した徒然亭若狭のように、四国香川から大阪に出るか、地元に残るかはともかく、家族の「GENKIプロジェクト」の後押しもありそうだから、結構実現性が高いのではなかろうか。

 将来、彼女の高座で、「ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。」を聴きたいものだ。

 がんばれ、子供落語家たち!
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Commented by ひかるママ at 2012-09-07 22:29 x
はじめまして。日向家ひかるの母でございます。いろいろネット検索しているうちに幸兵衛さんのこの記事に出会いました。
娘のことを取り上げていただき、ほんとうにありがとうございます。学校から帰った娘に見せると「わ~ありがたいなぁ~!」と感激していました。ますます精進せねばと身の引き締まる思いです。
娘は小3にときに「ちりとてちん」を見て落語の世界に興味をもちました。小4での落語教室、その発表会で終わるはずでした。が、地元の寄席(プロとアマによる)に出られたらニンテンドーWiiを買ってもらえるというおまけ付きで落語を継続。寄席に出てWiiを買ってもらえました(笑)その頃から自分の落語でみんなが笑ってくれることが無性に嬉しく、気が付けば年間40数回の高座をこなすまでになっていました。決してうまくはありませんが、地域の方々に温かく育てていただいています。
今回の宮城訪問は、3年前、子ども落語の大会で知り合った親子4家族が「被災地に笑いと元気を届けよう」ということで1年がかりで計画、実現させたものです。詳しくは「みとよGENKIプロジェクト」ホームページをご覧下さい。

http://www.ken-hao.com/tohoku1.html

娘が落語を始めてから、我が家は親子の会話が増え、とても明るくなりました。ほんとうに落語は日本を救う!?かもしれませんね。
娘はさん喬師匠の「唐なす屋政談」を聞いて泣きました。私はさん喬師匠の「柳田格之進」を聞いて衝撃を受けました!落語ってほんとにすばらしいですね!!
長々とコメントしてしまいました。ごめんなさい。そしてありがとうございました。

Commented by 小言幸兵衛 at 2012-09-08 08:13 x
お立寄り、ならびにコメントをいただき誠にありがとうございます。
「ちりとてちん」は、落語好きには非常に楽しい番組でした。しかし、お嬢さんのように、あの番組を見て落語家を目指した人がいたとは^^
もちろん、必ずしもプロの落語家にならなくても、落語を演じたり聴いたり、それを話題にすることで周囲に笑顔が広がることで、落語と縁があったことの意義があると思います。
私も、たまに友人の前で、お酒の勢いで落語をするんですよ。
「みとよGENKIプロジェクト」も、立派な活動だと思います。
今後も、落語やプロジェクトで、少しでも社会を明るく楽しくしていってください。
私は、今日も自宅近くの落語会に行きます。上方の噺家さんの会で、楽しみです。

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by kogotokoubei | 2012-08-31 21:20 | 幸兵衛の独り言 | Comments(2)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛