噺の話

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落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。

小沢一郎は、「うどん屋の釜」だったのか・・・・・・。

週刊文春が売り切れているらしい。小沢一郎夫人(元夫人?)が支援者に送ったという手紙のインパクトは小さくなかったようだ。週刊文春WEBから一部を引用。週刊文春WEBの該当ページ

 民主党の小沢一郎元代表(70)の和子夫人(67)が、昨年11月に地元・岩手県の複数の支援者に、「離婚しました」という内容を綴った手紙を送っていたことがわかった。

 便箋11枚にも及ぶ長い手紙の中で、和子夫人は、昨年3月の東日本大震災後の小沢元代表の言動について触れ、「このような未曾有の大災害にあって本来、政治家が真っ先に立ち上がらなければならない筈ですが、実は小沢は放射能が怖くて秘書と一緒に逃げだしました。岩手で長年お世話になった方々が一番苦しい時に見捨てて逃げだした小沢を見て、岩手や日本の為になる人間ではないとわかり離婚いたしました」と書いている。



 手紙ではこの後に、「愛人」「隠し子」といった諸々が綴られているらしい。

 この手の週刊誌ネタの信憑性の問題は残るが、どうも、昨年震災以降の小沢一郎の行動、いや静寂を裏付けてもおり、この手紙は説得力がありそうだ。

 私は大震災およびフクシマからほぼ一か月後の昨年4月13日、次のように書いた。そんなに長い文章ではないので、全文を再度掲載する。*時事ドットコムの記事はすでにリンク切れです。2011年4月13日のブログ

----------2011年4月13日のブログ-------------------------------------------
 予想通り、民主党内部でも菅おろしの動きが出てきた。それも、小沢一郎が吼えている。
時事ドットコムの該当記事

菅政権「さらなる災禍招く」=小沢氏、首相の震災対応を批判 
 民主党の小沢一郎元代表は13日、東日本大震災や福島第1原発事故への菅政権の対応について「初動対応の遅れをはじめ、菅直人首相自身のリーダーシップの見えないままの無責任な内閣の対応は、今後、さらなる災禍を招きかねない」などと厳しく批判する見解をまとめた。10日の統一地方選前半戦での民主党大敗で菅政権の求心力が低下する中、小沢氏が公然と首相を批判したことで、首相退陣を求める声が高まる可能性がある。
 見解は、小沢氏を支持する若手議員による「北辰会」の13日の会合で配布された。小沢氏周辺によると、同氏と12日に会談した鳩山由紀夫前首相も、認識を共有しているという。
 小沢氏は見解で「地震、津波による被災者への対応は遅々として進んでいない」と強調。「政治家が最後に責任を取る覚悟を持てないのであれば、何のための政権交代だったのか」と指摘し、統一地方選の結果については「国民からの菅政権への警告だ」としている。(2011/04/13-16:17)


 小沢よ、そこまで言うなら早急に自ら「責任を取る覚悟」で、“元”代表から“現”代表に復帰してもらおう。そして、一向に先が見えない災害対策の道筋を示し、率先して困難な状況を打破するために、自らの政治生命を賭けてもらおうじゃないか。もし、憎い菅をひきずり下ろすためだけの民主党の内輪もめなら、勘弁願いたいものだ。
 この人は、前に出るべき時に隠れ、隠れていて欲しい時にでしゃばる人、という印象が強い。菅や鳩山にはない“豪腕”は、この時のために必要な気がする。“ゆぅだけ”の「うどん屋の釜」で終わって欲しくないものだ。
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 私は小沢一郎に期待していた。最近も、野田政権の体たらくに対し、小沢復権を期待する思いを書いてきた。
小沢一郎を潰そうとする動きの危険性を本を紹介することなどで非難してきた。

 しかし、これか・・・・・・。何とも言えない怒りと脱力感がないまぜになっている。
 
 「愛人」「隠し子」という、いわばプライベートな部分には、あえて目をつぶってもいいが、夫人の手紙にあるように、“放射能が怖くて秘書と一緒に逃げだしました。岩手で長年お世話になった方々が一番苦しい時に見捨てて逃げだした”男による、「地震、津波による被災者への対応は遅々として進んでいない」「政治家が最後に責任を取る覚悟を持てないのであれば、何のための政権交代だったのか」と菅を批判した言葉は、彼自身が放射能に汚染される不安が言わせた、ということか。

 私が紹介した本『人物破壊 誰が小沢一郎を殺すのか?』の著者、カレル・ヴァン・ウォルフレンは、この件についてどうコメントするのだろうか。2012年4月27日のブログ

 この手紙の内容が事実なら、小沢は他の誰からでもなく、まったくの“自滅”で破壊される。

 この男、「うどん屋の釜」だったのか・・・・・・。

 もし、文春掲載の手紙が捏造されたものであったり、真実を曲げているものなら、即座に反論すべきだろう。いや、ぜひそうして欲しい。

 ここでもまた“隠れて”いるようなら、実際は「李下に冠」「瓜田に履」であったにしても、この男の政治生命はもう終わりだろう。

 小沢が消えたら、劣等比較で橋下の人気が上がりそうなのが、何ともやりきれない。「うどん屋の釜」も困るが「維新そば」も、不味そうだ。
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Commented by YOO at 2012-06-16 00:52 x
今の既得権益を守るためには何でもやるという事の象徴ではないでしょうか?この程度の低劣なデマに引きずられてしまっては戦前への逆戻りだと思いますが・・・。

Commented by 小言幸兵衛 at 2012-06-16 06:52 x
小沢一郎への「人物破壊」の一環ならば、本人はしっかり反論すべきでしょう。
「たかが一週刊誌」などと彼が思っているようなら、手遅れになると思います。
「沈黙」は、あの手紙が事実であるという“空気”をつくるだけです。
そして、日本は、この“空気”が流れをつくってしまいますからね。

Commented by YOO at 2012-06-16 10:50 x
私もインターネットが普及するまでは、この手の報道にまんまと乗せられていたものでした。

Commented by 佐平次 at 2012-06-16 12:33 x
私は小沢が好きでもないし、彼に期待もしていませんが、検察のやり口、メデイアの卑怯さには腹が立ってなりません。
文春は読んでいませんが、夫婦喧嘩は犬も食わない、その一方の言い分をそのまま(?)この時期に報道するのは異常です。
岩手にいない理由などはいくらでもあるはず。
又こういう報道(中身を知らないのですが)にいちいち反論する必要もないのではないでしょうか。
もし本当に放射能が怖くて東京にいたとしても。(あの年でそういうことはちょっと考えられませんが)。

Commented by 小言幸兵衛 at 2012-06-16 18:33 x
限定されたネットメディアでもいいので、小沢の言葉を聞きたいものです。
「空気」は怖いものです。

Commented by 小言幸兵衛 at 2012-06-16 18:39 x
「人物破壊」の一環なのでしょうね。
しかし、私はネットでもいいから、小沢が一笑に付すような意図を示して欲しいと思います。
「犬も喰わない」ネタが売り切れるほど、感心が高い国民が多いのも事実ですから。

Commented by 創塁パパ at 2012-06-17 11:31 x
彼は、好きではありませんが、この記事からすると、ますます「失望」します。せめて彼のふてぶてしさが「魅力」でした。小沢がどうでるか見ものですが。

Commented by 小言幸兵衛 at 2012-06-17 19:32 x
私は、劣等比較かもしれませんが、小沢のほうが、他の政治家よりはマシだと思っています。
しかし、今回の疑惑を払拭しなければ、次のステップはないでしょうね。

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by kogotokoubei | 2012-06-15 15:12 | 幸兵衛の独り言 | Comments(8)

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