噺の話

kogotokoub.exblog.jp
ブログトップ

落語協会、“幻”の真打昇進者たち

先日、末広亭初席のプログラム「寄席だより」から、“今年は落語協会、落語芸術協会ともに真打昇進がない”、というニュースを紹介した。

 落語協会には61名、芸協には27名の二ツ目がいる。
 ちなみに、落語協会の昨秋の真打昇進者五名は、平成8(1996)年と平成9(1997)年の入門で、二ツ目昇進は全員が平成12(2000)年。
 もし今年、春秋ともに五人ずつ昇進するとしたら該当したであろう、“幻”の真打昇進者を推測してみる。

 入門年次と二ツ目昇進の時期を考えると、春の昇進者として“当確”だったはずの方が、まず四名。
□金原亭小駒:平成9(1997)年入門、平成12(2000)年二ツ目。
□川柳つくし:平成9(1997)年入門、平成12(2000)年二ツ目。
□三遊亭天どん:平成9(1997)年入門、平成13(2001)年二ツ目。
□三遊亭金兵衛:平成10(1998)年入門、平成13(2001)年二ツ目。

 そして、春のもう一人と秋は、平成14(2002)年の二ツ目昇進者も対象となり、次のような名前が並ぶ。
□三遊亭亜郎:平成9(1997)年入門、平成14(2002)年二ツ目。
□柳家喬四郎:平成11(1999)年入門、平成14(2002)年二ツ目。
□柳家小権太:平成11(1999)年入門、平成14(2002)年二ツ目。
□鈴々舎風車:平成11(1999)年入門、平成14(2002)年二ツ目。

 この八名の次に入門が平成10(1998)年で二ツ目昇進が平成15(2003)年のこの二人が続く。
□古今亭朝太:平成10(1998)年入門、平成15(2003)年二ツ目。
□三遊亭司:平成10(1998)年入門、平成15(2003)年二ツ目。

 これでちょうど10人である。私がくどい位に主張してきた春風亭一之輔が昇進するのであれば、この中から一人が脱落する、という次第。

 しかし、一之輔どころか、名前を挙げた十人の二ツ目の誰も、今年は昇進しないらしい・・・・・・。
 彼らには、どんな説明なり慰めがあったのだろうか?
 あるいは、“部外者”である我々落語ファン同様に、何ら理由を明かされないまま悶々としているのか。
 
 いったい何があったのか、何を考えているのか・・・・・・どこまでダンマリで行くのか・・・。
 
 私にとっては、非常にストレスのたまる2011年の落語界の幕開けなのである。
[PR]
Commented by 佐平次 at 2011-01-13 23:30 x
今日一之輔の「間抜けの釣り」を聴いてきました。ヘタな真打よりずっと上ですね。

Commented by 創塁パパ at 2011-01-14 07:31 x
全く、納得がいきませんね・・・

Commented by 小言幸兵衛 at 2011-01-14 08:46 x
お立寄りありがとうございます。
一之輔、いいですよねぇ。
相当人気も高くなってきて独演会のチケットは結構早めに売切れます。
しばらくは“実力ある二ツ目”の高座として楽しむことになりそうです。

Commented by 小言幸兵衛 at 2011-01-14 08:48 x
なんなんでしょうねぇ、協会の態度は・・・・・・。
まさか、末広亭が内緒話を暴露したわけでもないと思うんですが。
市馬副会長に期待するしかないか?!

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by kogotokoubei | 2011-01-13 15:59 | 真打 | Comments(4)

落語のことを中心に、ときたま小言や独り言。


by 小言幸兵衛